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「合同説明会」という採用戦術のムダ

2016年12月6日(火)

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 学生にとって就職環境は相変わらず売り手市場です。企業にとって、なかなかよい人財を採用できない苦難の時代が続いています。

 人事課の責任者である鳥山課長と鷲沢社長のバトルをお読みください。

●鳥山人事課長:「来年の新卒採用、目標は7名ですが、現在のところ4名しか内定を出せていません」

○鷲沢社長:「その4名だって来てくれるかどうか不確定だろう」

●鳥山人事課長:「はい」

○鷲沢社長:「毎年どれぐらいのコンバージョン率だ」

●鳥山人事課長:「コンバージョン?」

○鷲沢社長:「内定を出した学生のうち、来てくれるのは何人だ。その率を知りたい」

●鳥山人事課長:「それは、その……ケースバイケースだと思います」

○鷲沢社長:「君はまだ私の思考パターンを知らないようだな。私に『ケースバイケース』などという曖昧表現を使うな」

●鳥山人事課長:「曖昧……」

○鷲沢社長:「はっきり明確に、ぼやかすことなく言いたまえ。『ケースバイケース』だの『そのとき次第』だの、曖昧な言い方は普段から何も考えていない証拠だ」

●鳥山人事課長:「す、すみません」

○鷲沢社長:「まあいい。実はここにデータがある。まず3年前。4名の新卒採用を目指し、5名に内定を出した。しかし入社したのは2名。その2名とも2年以内に辞めている」

●鳥山人事課長:「そうなのです。採用に関わった私としては忸怩たる思いです」

○鷲沢社長:「次、2年前。同じく4名の採用目標のところ、5名に内定を出して1名だけ入社。彼は今も勤務している」

●鳥山人事課長:「はい。ほっとしています」

○鷲沢社長:「去年。これはひどい。5名の採用目標、5名に内定を出して入社が1名、入って4カ月で辞めた」

●鳥山人事課長:「本当にひどいです。内定者のうち4名も入社してこないだなんて、ひどいじゃないですか」

○鷲沢社長:「感情的になるな。論理思考力が低い証拠だぞ。私が言っている『ひどい』はそう意味じゃない。話を戻すと、3年分のデータがあるのだから、だいたいのコンバージョン率がわかるはずだ」

●鳥山人事課長:「言われてみればそうです」

○鷲沢社長:「今年の採用目標は7名だな。どれぐらいの内定者が必要かね」

●鳥山人事課長:「ええっと……」

コメント7件コメント/レビュー

経営者としては採用よりも、まず職場環境を見直す事に金をかけるべきだと思うが・・・(2016/12/08 01:31)

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横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

経営者としては採用よりも、まず職場環境を見直す事に金をかけるべきだと思うが・・・(2016/12/08 01:31)

合同説明会はあくまで最初の接点創造のための戦術であって、
中長期の関係構築が重要というポイントとは何ら矛盾しません。

なのに「合説=ムダ」という見出しをつけるあたり、
わかっていないと思わざるを得ませんね。(2016/12/07 19:41)

今回は今までで一番の出来ですね(上から(笑))
しかし、これだけ離職率、定着率が悪いのは
業界の問題?
会社の問題?
採用方法の問題や採用された人の問題ではないように思えるんだけどな(2016/12/07 08:54)

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