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新しいネタは中国で起こる、それが世界の常識

ChinaStartup編集長・家田昇悟氏を迎えて(1)

2018年3月26日(月)

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 今回は、とても若い方とお話しした。中国のスタートアップに特化した情報発信グループ「ChinaStartup」を運営する家田昇悟氏だ。家田氏は、現在26歳。学生の頃から中国に興味を持ち、IT関連を中心に常に中国の新しいものをウォッチしている。

 家田氏をはじめとする若い方は、中国をどのように感じ、そして中国に何を期待しているのか。新鮮な気持ちでいろいろとお聞きした。

山田:これまで、いろいろな方と対談したのですが、家田さんのように、若い方は初めてです。今日は一から教えていただきたいことばかりです。家田さんと中国の関わりはどのように始まったのでしょう。

家田 昇悟
1991年生まれ。大学休学中に中国の日本酒コンサルティング会社で、営業・ECサイトのリサーチを経験。大学復学後、中国のスタートアップに特化した情報発信グループ「ChinaStartup」を立ち上げ、中国関連のリサーチやコンサルティングに従事する。参加者は2000人を超える。現在はインターネット企業にてマーケティングを担当。

家田:大学が同志社大学グローバルコミュニケーション学部の中国語学科でした。その在学時に上海の復旦大学に1年間留学しました。帰国してから、中国で働きたいなと思ったんですが、ビザの取得が難しかった。一方で、大きな企業に就職するとなかなかすぐ実戦で働けないと考え、それだったらインターンをしようと思って1年間日本の大学を休学。上海の日本酒のコンサルティング会社で1年間インターンをしました。

 その1年間の最後の方に、お酒をネットで売ろうというプロジェクトがあり、そこで中国のインターネット事情とか、あるいは投資とかの情報を調べて面白いなと思ったんです。日本で情報が全然なかったもので。そこで自分のブログと「Twitter」と「Facebook」を使って、大学5年生のときから自ら情報発信を始めました。

山田:それから度々、中国に行かれているんですね。

中国発のものを日本に

家田:そうですね。新しいネタは中国で最初に起こっているというのが、インターネットのサービスという点では、今や世界の常識になっていると思います。ですから、それをまねて日本に持ってこようと思って中国に行っている感じです。

山田:ネットの世界だと、日本のものを中国に持っていこうじゃなくて、中国のものを日本に持ってこようという形なんですね。

家田:そうですね。

山田:具体的に今、中国で面白いサービスって、何でしょう。

家田:自転車のシェアリングサービスの「Mobike」とか「ofo」は体験して、これはいいサービスだと感じました。

山田:Mobikeは北海道を皮切りに日本にも来ていますね。それにヤフーやメルカリ、LINEもこのサービスへの参入を計画しています。

家田:そうですね。

今まで誰も描くことのなかった中国版ヒルビリー・エレジー
3億人の中国農民工 食いつめものブルース

この連載「中国生活「モノ」がたり~速写中国制造」が『3億人の中国農民工 食いつめものブルース』として単行本になりました。各界の著名人からレビューをいただきました。

●私はこの例外的に「間合いの近い」取材方法を成り立たせるために著者が費やした時間と労力を多とする。長い時間をかけて、息づかいが感じられるほど取材対象の間近に迫るというスタイルは現代ジャーナリズムが失いかけているものである。
(哲学者 内田樹氏によるレビュー「感情の出費を節約する中国貧困層のリアリズム」より)

●「ブルース」という単語に何とも(やや古びた)哀愁があり、そしてカバーの写真の農民工の写真には、記念写真では決して撮れない、私自身が感情移入して泣いてしまいそうなリアリティがある。
(中国問題の研究家 遠藤誉氏によるレビュー「執念の定点観測で切り取った、中国農民工の心?」より)

●だが、最近の日本のソーシャルメディアでは、「親の時代はラッキーだった」、「親の世代より、子の世代のほうが悪くなる」といった悲観的な意見が目立つ。中国においても、農民工の楽観性や忍耐がそろそろ尽きようとしているようだ。
(米国在住のエッセイスト 渡辺由佳里氏によるレビュー「繁栄に取り残される中国の『ヒルビリー』とは?」より)

●同書で描かれるのは、時代と国家に翻弄される個人たちだ。歴史的背景や、共産党政権の独自性うんぬんといった衒学的な解説はさておき、目の前で苦悶している、もっと距離の近い苦痛の言葉だ。
(調達・購買コンサルタント/講演家 坂口孝則氏によるレビュー「年収3万の農民に未婚の母、中国貧民の向かう先」より)

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「新しいネタは中国で起こる、それが世界の常識」の著者

山田 泰司

山田 泰司(やまだ・やすじ)

ノンフィクションライター

1992~2000年香港で邦字紙記者。2001年の上海在住後は、中国国営雑誌「美化生活」編集記者、月刊誌「CHAI」編集長などを経てフリーに。2010年からは、「EMSOne」編集長も務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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