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「クルマ以外」に自動車業界が注力するのは?

念頭にあるのはサービス企業への脱皮

2018年1月30日(火)

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ことしのCES2018のプレスデー2日目は韓国サムスンやLGなどが出展するメイン会場の「セントラルホール」が停電で真っ暗に

 この記事を書いているのは1月26日だが、昨日(25日)の朝は東京で48年ぶりにマイナス4度まで冷え込んだことが話題になった。この寒さは、筆者がまだ小学生だったころ、東京が今より寒かったことを思い出させてくれた。もう建て替えてしまったが、筆者の昔の実家はいわゆる木と紙でできた純日本家屋で、夜には室内も外と同じくらい気温が下がり、畳は氷のように冷たくなった。こういう育ちだからか、寒い冬は気持ちが引き締まる感じがして嫌いではない。

 すでに旧聞に属するが、前回に引き続き「CES2018」の話題にお付き合いいただきたい。例年より寒い東京に比べて、ことし1月初旬のラスベガスは、昨年の同時期と比べても暖かかった。日本から持っていったコートは、とうとう現地では一度も出番がなかったし、ジャケットもなしでいいんじゃないかと思う陽気の日もあった。すでにニュースなどでも報じられているからご存知の読者もいるだろうが、プレスデー前日からプレスデー1日目にかけて(1月8~9日)は砂漠の都市であるラスベガスには珍しく大雨が降り、その影響でプレスデーの2日目には会場となったラスベガス・コンベンション・センターで大規模な停電が起きた。季節外れの暖かさも、この大雨で湿気が多かったせいだと思う。

ホンダはコミュニケーションロボット

 前回のこのコラムでは、トヨタ自動車のモビリティ・サービス向け専用EV「e-Pallete Concept」について紹介したが、このほかの完成車メーカーや大手部品メーカーでも「クルマ」そのものの技術の展示だけでなく、クルマを利用したサービスや、車輪のついたロボットといった「クルマ本体以外」の展示も目立った。これはある意味当たり前で、CESのあとで開幕するデトロイトモーターショーでは近く発売予定の新型車を展示するから、これと差別化する必要がある。

 昨年は人とクルマの新しいコミュニケーションのあり方を考えるコンセプトカー「NeuV」を展示の目玉に据えたホンダだが、ことしの展示の中心はロボットのコンセプトモデルだった。展示したコンセプトモデルには「3E-A18」「同B18」「同C18」「同D18」の4機種がある(それぞれのロボットの機能をわかりやすく解説した動画はこちら)。中でも会場で注目を集めていたのが、人間とのコミュニケーションや人間の行動をサポートすることを狙いとして開発された「A18」だ。

ホンダがCES2018に出展したロボット。左から「3E-A18」「同D18」「同C18」。「同B18」は実物はないが上の表示の左から2番めがそれだ(写真:ホンダ)

コメント1件コメント/レビュー

ホンダのロボットは相変わらず実用性がそれほど高そうではなく技術コンセプトの域を出てない気がするのですが、時期が来れば需要のある分野で活用できるロボットに変更できるのでしょうか?ASIMOの頃からホンダのロボット戦略は立ち位置がよく分からない。実際に震災の時にロボットはほぼ役立たなかった訳だけど、ホンダならそういう時に役立つロボットを作ることを目指していれば作れていたはず。ということで、あいかわらず何を目指しているのか不明。(2018/01/30 14:32)

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「「クルマ以外」に自動車業界が注力するのは?」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ホンダのロボットは相変わらず実用性がそれほど高そうではなく技術コンセプトの域を出てない気がするのですが、時期が来れば需要のある分野で活用できるロボットに変更できるのでしょうか?ASIMOの頃からホンダのロボット戦略は立ち位置がよく分からない。実際に震災の時にロボットはほぼ役立たなかった訳だけど、ホンダならそういう時に役立つロボットを作ることを目指していれば作れていたはず。ということで、あいかわらず何を目指しているのか不明。(2018/01/30 14:32)

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