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日産・DeNA「無人タクシー」の本当のすごさ

アプリの使い勝手が勝負を決める

2018年2月27日(火)

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「Easy Ride」の実証実験に使われる自動運転車両。日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」をベースにしている(写真:日産自動車)

 餅は餅屋だな――。そう思わされたのが、2月23日に日産自動車とディー・エヌ・エー(DeNA)が共同で開催した記者会見だ。日産とDeNAは3月5日から18日にかけて、横浜・みなとみらい地区で「Easy Ride」と呼ぶ無人運転可能な車両を使ったライドシェアサービスの実証実験を実施する。このサービス内容を発表するのが今回の記者会見の目的だった。

今回の実証実験のコース。日産グローバル本社、横浜ワールドポーターズ、けいゆう病院、パシフィコ横浜の4カ所で乗降が可能(写真:DeNA)

 今回の実証実験には、日産の公式サイトで募集した一般消費者のモニター約300組が参加する。一般公道で、しかも一般消費者が参加する無人車両を使った実証実験は、これまで国内では例がない。この実証実験では、自動運転技術を搭載した実験車両にモニターを乗せ、日産のグローバル本社から横浜ワールドポーターズまでの合計約4.5Kmのコースを往復運行する。日産とDeNAの両社は、実験を通じてサービス内容の評価・確認を行い、将来的には、誰でも好きな場所へ自由に移動できる新しい交通サービスの実現を目指している。両社は、Easy Rideの実用化を3段階で考えており、第1段階となる実証実験の次には、第2段階として「限定環境サービス」を実施し、第3段階で「本格サービス」に移行する計画だ。

 実証実験の段階では、安全性やサービス品質の向上、運営プロセスの改善、事業スキームの確立に取り組む。次の限定環境サービスでは、限られた地域でサービスを開始する。サービスの内容は、かなり本格サービスに近いものにしたい意向だ。ここでサービスの仕様を最適化し、サービスエリアを拡大するとともに、地域パートナーを拡大する。そして2020年代早期に本格サービスを開始し、新しい交通インフラとして地域に定着させ、社会が抱える交通の課題解決につなげたいという。

コメント6件コメント/レビュー

実現時期が書かれていないが、特定区間とはいえ一般公道を自動運転で走らせられる技術は既に実用化されているのだろうか?公式なニュースで目にする『自動運転』技術は欧米が日本に一歩先んじている様に感じていたが。日本政府は口では『自動運転に対応可能な様に法整備をしなくては』と入っているが、全く前に進んでいる様に見えない。そんな中で民間企業が実証実験を開始するのは結構な事だと思う。それは良いとして、最終的な段階に入る前に、例えば見通しの悪い交差点で、死角をカバーする鏡の像を自動運転車は認識出来るのだろうか?私の住む町でも、旧市街地には多くの狭い一方通行路があり、見通しが悪いのに鏡すら設置されていない場所もある。そんな環境に置かれた自動運転車は既に存在しているのだろうか?この記事で言う「第二段階」では『移動するのは幹線道路に限定』と言う事にならざるを得ないかも知れない。(2018/02/27 14:31)

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「日産・DeNA「無人タクシー」の本当のすごさ」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

実現時期が書かれていないが、特定区間とはいえ一般公道を自動運転で走らせられる技術は既に実用化されているのだろうか?公式なニュースで目にする『自動運転』技術は欧米が日本に一歩先んじている様に感じていたが。日本政府は口では『自動運転に対応可能な様に法整備をしなくては』と入っているが、全く前に進んでいる様に見えない。そんな中で民間企業が実証実験を開始するのは結構な事だと思う。それは良いとして、最終的な段階に入る前に、例えば見通しの悪い交差点で、死角をカバーする鏡の像を自動運転車は認識出来るのだろうか?私の住む町でも、旧市街地には多くの狭い一方通行路があり、見通しが悪いのに鏡すら設置されていない場所もある。そんな環境に置かれた自動運転車は既に存在しているのだろうか?この記事で言う「第二段階」では『移動するのは幹線道路に限定』と言う事にならざるを得ないかも知れない。(2018/02/27 14:31)

このあいだ DeNAトラベルで航空券を買ったら、日本の企業らしからぬよく出来たオンラインサービスでした。筆者の「餅は餅屋」という表現は納得です。

どんな世界でも保守的な人は山ほどいますが、日本は新しいものに否定的な態度の支配力が強く、世論の変化に時間が掛かりすぎる傾向があるような気がします。初めて自動運転の話が出てきた時の世論を思い出して下さい。事故の時の責任はどうするんだ? の大合唱 . . . それでは、本質的には良いはずのものの発展が遅くなります。

新幹線やSuicaのシステムなど、世界最先端をゆく技術の力は十分あるのですから、自動運転でも世界最先端を歩んで欲しいものです。(2018/02/27 13:33)

次の段階の「限定地域」での実験に進む場合の対象地域として首都圏に点在する過疎町が良いのではないでしょうか。
このような地域は未だ「体験」を提供できる店舗や交通インフラが生き残っているし、高齢化に伴う交通手段不足のためコミュニティバスなどを運行しては居るものの圧倒的不足は否めない状況にあるから…。
今を逃すと店舗や交通インフラが老化・消滅してしまう様に見えます。(2018/02/27 09:28)

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