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なぜ部品メーカーが自動運転EVをつくるのか

2018年11月7日(水)

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部品メーカー各社が開発中の自動運転EV。(1)コンチネンタル(フランスEasy Mileの自動運転車をベースとした実験車両、写真:コンチネンタル)、(2)ZFの「e GO Mover」(写真:ZF)、(3)シェフラーの「Schaeffler Mover」、(4)パナソニックの「スペイシー」

 このところ、部品メーカーが自動運転EV(電気自動車)を公開する例が増えている。この10月下旬に、ドイツの大手部品メーカーであるコンチネンタルの日本法人であるコンチネンタル・オートモーティブは、開発中の自動運転EVを国内で初めて公開した。その後も11月に入ると、やはりドイツの大手部品メーカーであるシェフラーの日本法人であるシェフラージャパンとパナソニックが立て続けに自動運転EVのコンセプト車を公開した。日本ではまだ公開されていないが、やはりドイツの大手部品メーカーであるZFも自動運転EVを開発中である。

個人向けではなくサービス向け

 なぜここに来て、部品メーカー各社が自動運転EVという“車両”の開発に取り組み始めたのか。4社で共通するのは、いずれも個人が所有するクルマではなく、移動サービスを提供する専用車両を開発したことだ。

 今後、世界の各地で自動運転技術を使った移動サービスの商業化が始まると予想されている。最も早く商業化に踏み切ると予想されているのが米グーグル傘下のウェイモで、現在は米アリゾナ州のフェニックスで実証実験を重ねており、早ければ2018年内にも商業サービスの提供に踏み切ると見られている。

 ウェイモは市販の車両を使ってサービスを開始する予定だが、日本ではトヨタ自動車が移動サービス専用に開発中の自動運転EV「e-Palette」を使って、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで選手や関係者を運ぶ実証実験をする予定だ(e-Paletteについては本コラムの第99回を参照されたい)。これら2社だけでなく、世界の各地で、完成車メーカーに加えて、米ウーバー・テクノロジーズや中国滴滴出行のようなライドシェアサービス企業などが相次いで自動運転車両を使った移動サービスの提供に踏み切る見通しだ。

 当初は限定された地域内で、時速20km以下というような低速での運用が多いと見られる。しかし時間が経つにつれて、次第にサービスの提供地域や速度領域が広がり、新しい移動手段として認知や利用が広がっていくはずだ。そうした新しい移動サービス市場を狙って、これまで自動車産業に関係なかった異分野のサービス企業も参入してくる可能性がある。しかしそれらの企業は、サービス分野では経験があっても、自動車を生産した経験はない。

コメント6件コメント/レビュー

> こうした部品や技術を供給するメーカーが増えれば、既存の完成車メーカー以外の企業が自動運転EVの生産に参入しやすくなり、地域や利用者のニーズに合わせた多様な車両が市場に投入されることになるのではないかと筆者は考えている。

> 現在はまだ部品供給までしか視野に入れていない部品メーカーでも、市場の動向によっては完成車事業にまで参入する可能性もある。

毎度思うのだが、この人は本当に自動車評論家なのだろうか?
既存の自動車の何が難しいって、それはエンジンではなく自動車の車体そのものでしょうに。
エンジンの代わりにモーター買ってくれば車造れる論はとっくに破綻していますよ。
完成車メーカー以外がEV生産に参入しようとしないのは、車体を作れないからです。
そこに無謀にも挑戦しているのがテスラですけどね。
やはり車体生産で躓いているじゃないですか。(2018/11/08 17:03)

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「なぜ部品メーカーが自動運転EVをつくるのか」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

> こうした部品や技術を供給するメーカーが増えれば、既存の完成車メーカー以外の企業が自動運転EVの生産に参入しやすくなり、地域や利用者のニーズに合わせた多様な車両が市場に投入されることになるのではないかと筆者は考えている。

> 現在はまだ部品供給までしか視野に入れていない部品メーカーでも、市場の動向によっては完成車事業にまで参入する可能性もある。

毎度思うのだが、この人は本当に自動車評論家なのだろうか?
既存の自動車の何が難しいって、それはエンジンではなく自動車の車体そのものでしょうに。
エンジンの代わりにモーター買ってくれば車造れる論はとっくに破綻していますよ。
完成車メーカー以外がEV生産に参入しようとしないのは、車体を作れないからです。
そこに無謀にも挑戦しているのがテスラですけどね。
やはり車体生産で躓いているじゃないですか。(2018/11/08 17:03)

電池を積んだマットレスの下にユニットを付け、スマホで操作するだけで走れる車になる。
そんな時代が、すぐそこまで来ていますね。
自動車メーカーの在り様を問われる時代でもあります。(2018/11/08 11:25)

情報としては既知のものしか無い。考察は2次データからの単なる想像ではなく、現在部品メーカーが開発しているアイテムとその目標日程くらいはキチンと取材して入れておかないと信憑性がない。(2018/11/07 10:09)

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