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スズキ初の本格的ハイブリッドの走りは?

好感持てる自然な感覚と良好な燃費

2016年12月20日(火)

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スズキが初めて商品化したハイブリッド車「ソリオ ハイブリッド」

 小型背高ワゴンの市場がにわかに騒がしくなってきた。スズキが同社としては初めての本格的なハイブリッドシステムを搭載した背高ワゴン車「ソリオ ハイブリッド」を11月29日に発売したからだ。これに先立つ11月9日に、トヨタ自動車とダイハツ工業は、ソリオと真っ向から競合する背高ワゴン車「タンク/ルーミー」「トール」を発売した。加えて富士重工業もトールのOEM供給を受けて「ジャスティ」を発売した。それまでソリオが独占していた排気量1.0~1.2Lクラスの背高ワゴン市場に、トヨタグループが4車種で殴り込みをかけてきたわけだ。ソリオ ハイブリッドは、4車種を迎撃する重要な役割を担うことになる。

ソリオが独占していた市場に参入したトヨタ自動車/ダイハツ工業の「タンク/ルーミー」「トール」

 スズキが満を持して投入した新型ハイブリッドシステムは、同社ならではの強みを考え抜いたユニークなものだった。最も特徴的なのが、同社のAGS(オートギアシフト)と組み合わせたことである。AGSについてはこの連載コラムの第18回で、新型「アルト」に搭載されたときの印象を書いているのだが、簡単に言えば、基本構造は手動変速機(マニュアルトランスミッション)のまま、変速操作だけを機械化した自動変速機である。欧州ではAMT(オートメーテッド・マニュアル・トランスミッション)と呼ばれるタイプだ。

●システム構成
スズキが開発したハイブリッドシステムの構成。AGSと組み合わせていることや、駆動用モーターとアイドリングストップからの再始動用モーターを分けているのが特徴

コメント5件コメント/レビュー

スズキのいう、マイルドハイブリッドとハイブリッドとのコスト差を燃費の差で吸収できない、というのは現時点ではその通りだと思いますが、これは初物でここからコストダウンが始まると思います。また、リアに独立モーターをおいて4WDへの展開を行うかもしれません。

スズキの結論は現時点では軽自動車に関してはマイルドハイブリッドがコストパフォーマンス的には最適解、クリープできる程度までパワーアップしたが、このあたりが現在の限界、ということなのだと思いますが、上記のようなコストダウンが進み、ペイできる軽ハイブリッド車が出てくることを期待しています。すでに軽にはAGSは投入されていますが、このAGSと組み合わせるハイブリッド軽が一番威力を発揮するのは、エブリィのような軽1BOXではないかと思っています。かつてECVTをサンバーに投入したスバルはその商用車ならではの負荷の大きさに痛い目にあいました。AGS的な機構を投入していれば多段化も図れ堅牢性の点からもベストだったと思います。働く車は基本長寿命ですし、システムの元も取りやすいです。独自な取り組みで活路を開くスズキさんの更なる奮起を期待しています。(2017/02/07 13:58)

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「スズキ初の本格的ハイブリッドの走りは?」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

スズキのいう、マイルドハイブリッドとハイブリッドとのコスト差を燃費の差で吸収できない、というのは現時点ではその通りだと思いますが、これは初物でここからコストダウンが始まると思います。また、リアに独立モーターをおいて4WDへの展開を行うかもしれません。

スズキの結論は現時点では軽自動車に関してはマイルドハイブリッドがコストパフォーマンス的には最適解、クリープできる程度までパワーアップしたが、このあたりが現在の限界、ということなのだと思いますが、上記のようなコストダウンが進み、ペイできる軽ハイブリッド車が出てくることを期待しています。すでに軽にはAGSは投入されていますが、このAGSと組み合わせるハイブリッド軽が一番威力を発揮するのは、エブリィのような軽1BOXではないかと思っています。かつてECVTをサンバーに投入したスバルはその商用車ならではの負荷の大きさに痛い目にあいました。AGS的な機構を投入していれば多段化も図れ堅牢性の点からもベストだったと思います。働く車は基本長寿命ですし、システムの元も取りやすいです。独自な取り組みで活路を開くスズキさんの更なる奮起を期待しています。(2017/02/07 13:58)

超小型車が出ない理由なぞ、売れる気がしないから以外にあるのかな?
一人での最適を望むなら2輪で良いし、
買い物などの近場の足として使うなら軽を買うか、通販の方が合理的
3ナンバーの割と大きな車に一人でしか乗らない人も多いが、
それもいざと言うときに乗せられないと役に立たないと思われる(実際に言われた事がある)
通勤で8人乗りを一人で乗ってくる連中はたいていがそういう理由
1人・2人乗り車は社会で生きるには役たたずなので、完全に趣味の領域
超小型車は趣味の車ですか?(2016/12/24 12:05)

最近はハイブリッドが世界的に見れば「異様に」売れているので、HV車が皆大人しい運転をする訳ではなくなったが、プリウスが売り出されて数年間はプリウスを運転する人は急発進もせず、運転マナーも良かった。詰り、日本でHV車はエコに共感する人達が購入していたのであって「ガソリン代が浮いて得するから」ではなかった。今はどうかと言うと、HV車でも黄信号で突っ込むわ、急発進や明らかなスピード違反はするわで、HV車の運転マナーは「良い」とは一概に言えなくなってしまった。我が家では初代プリウスが16年以上の長きにわたって走り続けている。その様なエコ賞賛派から見ると、何故日本だけでこれ程HV車が売れるのか理解し難い。私なりに考えると、日本は諸外国と比べて信号機設置密度が高く、「ストップ&ゴー」が多い。なので、市街地走行ではHVのメリットを最大限発揮出来るのだ。日本の人口密度は世界的に見れば「非常に高い」とは言えないが、平坦地に限定すれば世界トップクラスの人口密度であり、「安全の為」と称してやたらと信号機を設置しまくった。その結果としての極端なHVへの偏りであるとすると、2、3年内には「ガラパゴス化」と言わざるを得ない時代が到来しそうだ。海外メーカーがHVよりはEVに力を入れているのは「HVでは日本メーカーにに敵わない」からではなく、HV車のメリットよりもEVの方がメリットが大きいのと、今流行りのIOTとの親和性も良い事が上げられる。2017年目前の今HVを新たに投入する経営判断がどの様な理由で行われたのか聞いてみたいものだ。一方のEVは現時点では二次電池の蓄電容量は十分でないのに価格は驚くほど高く、10年程度で電池交換の可能性が高いことを考慮すると、無理に長距離走行を目指すよりは、「2台目」の車として「チョイ乗り」専用で一充電での航続距離50km程度のものを買い易い値段で普及させる事が現実的な選択だと思う。必要な法整備もして、「2016年中には発売」するとしていた超小型EVは2016年が終わろうとしている今もどのメーカーからも出てこない。一体どうしたのか解説できる人がいれば教えて欲しい!(2016/12/20 10:14)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官