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「RIZAP」瀬戸社長には机も椅子もない

適切な糖質摂取で頭をフル回転。ユニークな時短術とは

2018年3月8日(木)

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 社長は、忙しい。時間が足りないのは共通する悩みだ。雑務に追われ、一日が終わってしまうこともあるだろう。しかし、それでは本質的な社長業が後回しになってしまう。いかに時間に追われず、時間をつくりだすか。それができた社長は、会社を伸ばしている。働き手だけでなく、社長にとっての「俺の時短」も大きな課題だ。

 中でもユニークな方法で時短を実践しているのが、パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営するRIZAPグループを率いる瀬戸健社長だ。

 社長室はない。自分の椅子も机もパソコンもなく、社内の壁が嫌いと言う瀬戸社長に、時間の制し方について聞いた。

秘書が座る席の横にある共用ロッカー前でお菓子をつまむ瀬戸社長(写真:菊池一郎、以下同)

 パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営するRIZAPグループ。タレントなど有名人のトレーニング前と後の全身像を使った印象的な広告、黒字に金色のグループ名をあしらったロゴ、「結果にコミットする」というキャッチコピーを一度は目にしたことがあるはずだ。

 今年39歳の瀬戸健社長が2003年に創業した健康食品通販の健康コーポレーションが母体で、17年3月期の連結売上収益(国際会計基準)は952億円。営業利益は102億円。5期連続で増収、4期連続で増益を続ける。

 ゴルフや英語、料理のパーソナルトレーニングにも進出するほか、自治体と連携し、シニア層などの健康増進事業にも取り組み始めた。

 M&A(買収・合併)にも積極的だ。アパレルや出版、生活関連企業など数多くの企業を傘下に収め、業態を急拡大させている。

 そんな企業を率いる瀬戸社長の独特な時短術を見ていこう。

自然体で情報を吸い上げる

 東京の街並みを見晴るかす新宿の高層ビルの31階に本社を構えるRIZAPグループ。しかし、そこには社長室もなければ、社長の席もない。瀬戸社長は、スマートフォンを手にして、一日中社内を歩き回る。

 社員が離席して空いている席があれば、そこが瀬戸社長の執務スペースだ。スマホでメールを見て決裁依頼などをチェック。決めるべきことがあれば、その場で担当者に電話して即決する。椅子に座っている時間は10分を超えない。

 「社長室はないほうが効率がいい。あちこち歩いていると社員のほうから話しに来てくれるし、5分あれば話は済む」

会議終了後に社内の通路を歩くと、すかさず呼び止める社員がいた。空いている席でスマホでメールチェックをすることもあるが、一日のうち、椅子に座るのは会議か来客のときだけだ

 部屋がないだけでなく、社長専用のパソコンもなければ、書類や資料を保管するロッカーや書棚もない。「自分の書類というものは存在しない。パソコンは以前買ったけど、初期設定すらせず、使わないままだった」。

コメント1件コメント/レビュー

押し売り感のある会社とイメージがありましたが、理由がこの記事でよく判りました。(2018/03/08 08:16)

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「「RIZAP」瀬戸社長には机も椅子もない」の著者

飯村 かおり

飯村 かおり(いいむら・かおり)

日経トップリーダー副編集長

2007年より「日経ビジネスオンライン」編集部に在籍。信頼できるおもしろいコラムを世に送り出すことを楽しみにやってきましたが、2015年よりクロスメディア編集長となり、ネットから紙の世界へ転身。書籍などの編集に携わっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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押し売り感のある会社とイメージがありましたが、理由がこの記事でよく判りました。(2018/03/08 08:16)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官