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資金調達は結婚と同じ?

Cerevo 岩佐琢磨代表が語るベンチャー起業のコツ

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2016年12月27日(火)

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IoT家電の先駆けとなる製品を次々に生み出してきたハードウエア開発ベンチャーのCerevo(東京・文京)。パソコン不要でUstreamに動画を直接配信できる「CEREVO CAM」を皮切りに、スマートフォンで操作できるプロジェクター内蔵ロボット「Tipron」など様々な製品を生み出している。いまや売上の6割を海外で稼ぐCerevoの岩佐琢磨代表取締役に、起業時の重要なポイントとなる、資金調達をどう乗り切ったのかを聞いた。

Cerevoではネットに接続して使う従来にない家電製品をいくつも開発しています。岩佐さんは非常に技術に強い経営者という印象ですが、ご自身ではどのようなタイプの経営者だと思いますか。

岩佐:私は大学院を修了後、松下電器産業(現・パナソニック)に就職しました。社会人になるにあたり、「理系出身で、技術のことがよく分かる企画開発の人」というポジションで生きていこうと考えました。私自身は「なぜそれをやるのか」をはっきり持ったビジョナリー型の経営者だと思っていますが、確かに技術者の要素も色濃く持っていますね。

Cerevoの岩佐琢磨代表取締役。1978年奈良県生まれ、立命館大学大学院理工学研究科修了後、2003年に松下電器産業(現・パナソニック)に入社。ネット接続型家電の商品企画に従事。08年5月、ネット接続型家電の開発・販売を手掛けるCerevoを設立し、代表取締役に就任

創業時にはどのようなビジョンを持っていたのですか。

岩佐:プロダクト先行で生まれた会社のようにイメージされるかもしれませんが、最初はビジョンしかなかったんです。今と違って、当時はヤフーやグーグルに代表されるインターネット業界とソニーやパナソニックなどの家電業界は、全く別の業界でした。私はこの2つは融合していくだろうと思っていたんです。ネットと家電が融合する時代が来てほしい、来るべきだというのが最初の思いでした。今では「IoT」(モノのインターネット化)という言い方になりますが、当時は「ハードウエアとネットワークとが溶け合っていくような世界をつくりたい」という、ビジョンというには漠然としていますが、そんな思いを持ち続けていました。まあ、まだ早いですけど、究極にはネットと人間がつながればいいなと思っているんです。

パナソニックを退職して、最初は1人で起業されたのですか、それとも何人かでチームをつくったのですか。

岩佐:そもそも、私は1人で全部のことをやるのはあまり得意じゃないんです。それに起業って、1人で始めても勝率が低いんじゃないかと思って、できるだけ無難な方法がないかと探していたんです。そんなとき、現在はフリマアプリのメルカリ(東京・港)で社長をしている山田進太郎氏と、シードステージのベンチャー・キャピタル(VC)であるinsprout(インスプラウト、東京・港)の三根一仁社長の2人からお話をいただいたんです。ネット家電を手掛けるスタートアップの法人をつくっていて、出資するつもりで社長を探していたんです。その話を聞いて、入れ物ができているなら次のステージに進みやすいと思って「俺やります」と名乗りを上げた感じですね。

山田氏、三根氏とは、何をきっかけにつながったのですか。

岩佐:ベンチャーの関係者が集まるイベントに参加したことが、山田氏と三根氏を紹介してもらうきっかけになりました。パナソニック在籍中に、開発を委託できる会社を探したいという話になり、何度か彼らと会うようになりました。それで話を進めるうちに、考えが一致すると分かって話が進んだんです。パナソニックからの仕事は金額が合わずにまとまらなかったんですが、そこで2人とつながりました。

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