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コニカミノルタ「薬の作り方を根本的に変える」

個別化医療で脱・後追い目指す

2018年1月29日(月)

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精密機器大手のコニカとミノルタが経営統合して15年目。主力の事務機事業の先細りが懸念される。次代の屋台骨となる新規事業の創出が欠かせないが、キヤノンなどライバルと似通った戦略の印象も。2017年夏以降、立て続けに決めた米医療関連企業の買収で、独自の成長モデルを作れるか。

(日経ビジネス日経ビジネス2017年11月6日号より転載)

自動化が進むアンブリーの遺伝子解析拠点

 米カリフォルニア州ロサンゼルスから南へ約60km。日本人にも人気の「ディズニーランド」に程近い場所に、コニカミノルタの今後の収益を左右する医療現場がある。

GCが遺伝子検査の必要性を説く

 セントジョセフ病院のがんセンター。「ご家族の病歴から考えると、遺伝子検査をお勧めします」。患者と向き合っているのは「GC(遺伝子カウンセラー)」と呼ばれる職員だ。遺伝子の変異と、がんなどの病気の相関関係について最先端の知識を持つ。遺伝的にかかりやすい病気の有無や病気の進行度合い、効果的な治療薬などを検診に訪れた人に説明する。

 この判断の材料となる遺伝子情報を提供するのが、米アンブリー・ジェネティクス。1999年の設立で、北米や南米などで100万件以上の遺伝子診断を手掛けてきた。民間の医療保険を使って遺伝子検査できる米国には各病院にGCがおり、アンブリーはこれらのGCと強固なネットワークを築いている。2016年は売上高2億8800万ドル(約328億円)、営業利益は1億4000万ドル(約159億円)だった。

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「コニカミノルタ「薬の作り方を根本的に変える」」の著者

庄司 容子

庄司 容子(しょうじ・ようこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社に入社し、社会部、横浜支局を経て企業報道部へ。化学、医療、精密業界、環境などを担当。2017年4月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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