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日本ライフライン、「製造+商社」二刀流で成功

カリスマ投資家が目をつけた、元は地味な医療機器商社

2017年4月3日(月)

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運用資産130億円のカリスマ投資家が目を付けたのは、元は地味な医療機器商社。10年以上かけてメーカー機能も取り込み、「製造+商社」という二刀流モデルを作り上げた。内弁慶体質を打破すべく、今年から海外事業も強化していく。

(記事中の情報は、「日経ビジネス」2017年1月30日号に掲載した時点のものです)

埼玉県の戸田ファクトリー。工程では手作業が多い。最近はチーム対抗のカイゼン活動が盛んだ(写真=都築 雅人)

 2016年、日経平均株価は5年連続で上昇したが、上げ幅はわずか80円66銭。膠着した株式市場の中、1年間に株価が4倍以上に跳ね上がった企業がある(株式分割の調整後)。日本ライフラインだ。AI(人工知能)やバイオテクノロジーのベンチャーでもない。医療機器を専門に扱う地味な専門商社だ。

専門商社としては異例の値動き
●日本ライフラインの株価
(株式分割の調整後)
注:2015年9月と2016年11月に株式分割

 長らく割安な株価で放置されていた同社株が相場の話題をさらったのは2014年11月。大量保有報告書に片山晃氏(34歳)の名前が登場したからだ。片山氏はアルバイトでためた65万円を元手に日本株に投資し、約10年間で保有資産を130億円にまで殖やしたカリスマ投資家だ。

 片山氏は「日本ライフラインが10年以上かけて作り上げた独自のビジネスモデルが花開く瞬間にうまく立ち会えた」と振り返る。今でも同社株を4%強保有しており、その高騰で昨年1年間で運用資産額は5倍以上に膨らんだ。

 片山氏の投資スタイルは、上場企業約3500社から厳選した数社の株しか一度に保有しないというもの。十分なリターンを得た後も日本ライフライン株を手放さないのは、まだ成長の余地があると考えているからだ。カリスマ投資家がここまでほれ込むビジネスモデルとはいかなるものか。鈴木啓介社長の言葉を引きながら、同社の強みを検証してみよう。

商社としての物流拠点は羽田クロノゲート内にある。ヤマトグループが運営する国内最大級の物流施設だ

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「日本ライフライン、「製造+商社」二刀流で成功」の著者

上木 貴博

上木 貴博(うえき・たかひろ)

日経ビジネス記者

2002年に筑波大学を卒業し、日経BP入社。「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「日経マネー」編集部などを経て、2016年4月から現職。製造業を中心に取材中。趣味は献血(通算185回)。相撲二段。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官