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菓子に負けない「置き野菜」

KOMPEITO|企業向け農産物設置販売

2015年8月26日(水)

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社員の健康を“おいしく”守る、「置き野菜」ビジネスが登場した。 ミニ野菜を独自の販路で調達、農業再生にも貢献する。

「置き野菜」で健康経営
セガゲームスのオフィスで人気のOFFICE DE YASAI。野菜やバナナなど、小腹が減ったら、つい手を伸ばしてしまいそう(写真=矢幡 英文)

 麦わら帽子姿の若い女性が、電動自転車に乗って、さっそうとオフィス街を走り抜ける。彼女が向かった先は、ゲーム会社セガゲームスの東京・六本木オフィス。荷台からミニサイズの野菜や果物を取り出して、オフィスに設置された専用の冷蔵庫に陳列していく。

 みずみずしいプチトマトやキュウリ、ラディッシュにサクランボ…。夏を感じさせる彩りに食欲がそそられる。季節によってはイモ類やキノコ類、ミニパプリカ、ナスなどが並ぶ。

 これはセガゲームスの福利厚生の一環で、「置き菓子」ならぬ「置き野菜」だ。社員は冷蔵庫の上に置かれた集金箱にコインを入れて購入する仕組みだ。

川岸亮造社長や従業員が営業に出る際には、必ず野菜のかぶり物を持参する

 オフィスにおける食品の設置販売が最近、増えている。草分けは「オフィスグリコ」だが近年、ファミリーマートのPB(プライベートブランド)などを扱う自販機「オフィスファミマ」などが出現している。だが、野菜とは斬新な発想だ。これは東京都渋谷区のベンチャー企業KOMPEITO(コンペイトウ)が2014年から始めた「OFFICE DE YASAI(オフィスでヤサイ)」と呼ばれるサービスである。

 2014年5月からこのOFFICE DE YASAIを採用しているセガゲームスの総務課は、導入の経緯について「社員の健康維持には特に気を配っている。ヘルシーな野菜ということで社内販売を導入する際のマイナス面はないと考えた」と説明する。

 職種柄、同社の多くの社員はデスクワークが中心だ。小腹が減れば、つい、甘いものやカップ麺に手が伸びてしまう。それが日常化すれば、糖尿病や高脂血症にもつながりかねない。

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「菓子に負けない「置き野菜」」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

ジャーナリスト、浄土宗僧侶

1974年、京都市生まれ。新聞記者、日経ビジネス記者、日経おとなのOFF副編集長などを歴任後、2018年に独立。「宗教と社会」をテーマに取材を続ける。正覚寺副住職、浄土宗総合研究所嘱託研究員、東京農業大学非常勤講師。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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