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アマゾン超えた?上海に登場した無人コンビニ

スマホかざして入店、新しい店舗として普及するか

2017年6月29日(木)

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上海市内に開業した無人コンビニ

 この1年ほどで大都市に一気に広がったシェア自転車など、次々と新しいサービスが生まれる中国で、今度は「無人コンビニ」が登場し、話題を呼んでいる。

 6月初旬、上海市内にある仏系スーパー、オーシャンの駐車場にコンテナ型の小型店舗が出現した。店舗に向かって左上には「Bingo Box」(ビンゴボックス)の文字が、右上にはオーシャンの中国語名「欧尚」の文字が入っている。ビンゴボックスは中山市賓哥網絡科技が開発・運営する無人店舗だ。商品の陳列に人手が必要なほかは、無人で24時間営業できる。

 同社は2016年8月、広東省中山市に「ビンゴボックス」の1号店を出店した。6月にはオーシャンの店舗に加えて、台湾系のスーパー「大潤発」にも出店している。ちなみにオーシャンと大潤発は中国大陸の事業について合弁会社を設立しており、ビンゴボックスはこの合弁会社と提携して上海に出店した。

 24時間無人の店舗には自由に出入りすることはできない。入るためには、まずスマートフォンのアプリ「微信(ウィーチャット)」を使った本人確認が必要だ。扉の横についた2次元バーコードをウィーチャットで読み取ると鍵が開き、店舗内に入ることができる。

ウィーチャットで2次元バーコードを読み取って入店する

 店舗の大きさは20フィートコンテナとほぼ同サイズで、面積は15平方メートルほど。日本のコンビニの売り場面積が100~150平方メートルなので、かなり狭い。前の客が店内にいると、入るのをためらうぐらいの広さだ。

店内はお世辞にも広いとは言えない

 上海初の店舗では、お菓子や飲料、ティッシュなどの生活雑貨を販売している。賓哥網絡科技によると商品数は約500SKU(商品管理の最小単位)。日本のコンビニの6分の1程度の品揃えだ。

 各商品には独自のチップが張り付けてある。商品を購入する際は、レジの読み取り機に商品を乗せると金額と2次元バーコードが表示されるので、微信支付(ウィーチャットペイメント)や支付宝(アリペイ)でバーコードを読み取って支払いを済ませる。

商品には独自のタグが取り付けられている

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「アマゾン超えた?上海に登場した無人コンビニ」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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