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松浦弥太郎氏が読み解く『トヨタ物語』(前編)

佐吉と喜一郎の遺訓、読書家の後輩、働くということ

2018年4月2日(月)

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 「人はどんな逆境にあっても、学び、カイゼンすることができる」。新刊『トヨタ物語』(野地秩嘉著)を「読書家の後輩」にも送ったという松浦弥太郎氏は、そうつぶやいた。その真意とは。松浦氏と『トヨタ物語』のつき合い方を、担当編集Sが聞く。その前編。

■重版出来!『トヨタ物語
 トヨタはなぜ強いのか――その本質に迫る巨編ノンフィクション。日経ビジネス連載「トヨタ生産方式を作った男たち」に書下ろしの新章などを加えた圧巻の408ページ、ついに刊行。早くも4刷。日経BP社刊

松浦:野地さんと知り合ったのは数年前になりますか。親しい知人の紹介で、まあ3人でいろいろな話をする機会があって、それから半年に1度くらいの感じでごはん食べに行ったりとか…。

 野地さんが『トヨタ物語』を執筆されていたのも聞いていました。で、本をすぐに読んで、ある感銘を受けたこともあり、友達3人に本を買って送ったんです。

どういう感銘でしたか?

松浦 弥太郎(まつうら・やたろう)
くらしのきほん」主宰/エッセイスト
2005年から「暮しの手帖」編集長を9年間務め、2015年7月にウェブメディア「くらしのきほん」を立ち上げる。2017年、(株)おいしい健康・共同CEOに就任。「正直、親切、笑顔、今日もていねいに」を信条とし、暮らしや仕事における、たのしさや豊かさ、学びについての執筆や活動を続ける。著書多数。雑誌連載、ラジオ出演、講演会を行う。中目黒のセレクトブックストア「COW BOOKS」代表でもある。

松浦:僕はアナログな『暮しの手帖』から、ITのクックパッドに入って、暮らしや仕事の楽しさや豊かさ、学びについて発信する「くらしのきほん」というウェブメディアを立ち上げ、今はヘルスケアをテーマにした「おいしい健康」というスタートアップ事業を手がけています。常に何か新しいことを求めている。今までにない新しいことにチャレンジして一生懸命やっているわけですが、そういった生活のなかで、この本を読んで非常に感動したんです。

 トヨタという日本を代表する企業がどういったスタートアップで、どのようにスケールアップしていったかというのは、これまで身近でありながらも詳しく知る機会がなかった。

 だから、企業というものは成長していくものなんだな、それもある種のリーダーシップや意思決定によって、前に一歩一歩進んでいくのだなということをあらめて知りました。

後輩からの手紙

 4歳年下の、ある後輩がいるんです。彼にも野地さんの本を送りました。

 彼は子どもの頃、可愛がって、一緒に遊んでいた後輩です。ずいぶんと会っていなかったのですが、ある時、「弥太郎兄さんお元気ですか」って、突然、手紙をもらったんです。

 「弥太郎兄さんの活躍をいろんなところで見てます。だから手紙を書かせいただきました」

 それから文通が始まるわけです。発信元は北海道でした。東京に来たら、もしくは僕が北海道に行ったら飯でも食おう、とやりとりしていて…。

 それで、僕もうっかりわからなかったのですが、住所が旭川なんです。グーグルマップで住所を調べたら何もないところで、おかしいなあと思って拡大していったら刑務所でした。刑務所の中から手紙をもらっていたんです。

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「松浦弥太郎氏が読み解く『トヨタ物語』(前編)」の著者

野地 秩嘉

野地 秩嘉(のじ・つねよし)

ノンフィクション作家

1957年、東京生まれ。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。人物ルポ、ビジネス、食、芸術、海外文化など幅広い分野で執筆。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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小田嶋 隆 コラムニスト