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経営者の視点に立ち、自分自身を雇うか考える

  • 日経デザイン編集部

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2017年2月14日(火)

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エイトブランディングデザイン代表、西澤明洋氏。1976年 滋賀県生まれ。2002年に京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻修士課程修了、同年に東芝入社。デザインセンターに勤務。独立後、2006年にエイトブランディングデザインを設立。クラフトビール「COED」や抹茶カフェ「nana's green tea」のブランディングデザインを開始。2016年にスタッフを15 人に増員、ヤマサ醤油「まる生ぽん酢」などのプロジェクトを手がける。(写真=名児耶 洋)

 2006年に30歳でエイトブランディングデザインを設立し、現在は15人のスタッフを抱える西澤明洋・代表。企業や商品のブランディングデザインを専門に手がけ、ブランディングの方法論を個人にあてはめるノウハウをまとめた著書『新・パーソナルブランディング 独立・起業を成功させる18のステップ』も持つ。

 そんな西澤氏は自らの経験を踏まえ、こう語る。「独立はクリエーターとして独り立ちすることだと誤解している人が多い。独立とは経営者になること。自分という経営者が自分自身をデザイナーとして雇っているイメージだ」。だからデザインは好きだが経営は嫌い、苦手、という人は独立は思い留まった方がいいと言う。

 クリエーターであると同時に経営者になるのだと考えると、大事なのは「熱い思い」と「志」だ。仕事を割り振られるサラリーマンと違い、経営者は仕事を選べる。逆に言えば選択肢は膨大になり、すべてを自分自身がジャッジしなければならない。そのときに目先の損得勘定に流されず、ブレずに自らの方向性を決めるためにも「これを実現したい!」「この目標のために独立した!」という強い思いが欠かせないのだと言う。

 西澤氏の場合、それは「ブランディングデザインを究めたい」という思いだった。母校の京都工芸繊維大学で建築を学んでいた頃、デザインマネジメントの研究にどっぷり浸かり、抱いた夢だ。「やりたいことをやる──そういう熱い思いがなければ独立しない方がいい」と西澤氏は言う。食べるために本来やりたくない仕事を受けることは、経営者として絶対に避けるべき仕事の仕方だ、とも。なぜなら、経営者がそもそもやりたくないと思っている仕事をやらされるスタッフのモチベーションが上がるはずがない。スタッフの成長という視点から見ても、組織として良いことはない。

 ただし、「熱い思い」があってもそれが独りよがりなものではならない。社会に共感してもらえるもの、つまり「志」にまで高めるべきだと西澤氏は言う。独立起業時に立てた西澤氏の志は、「ブランディングデザインで日本を元気にする」だ。このように自分の思いや志を他人に分かりやすいフレーズにまとめておく、というのも必要だろう。

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僕は独裁だとは思っていないんですよ。 だって、業績を見てください。 赤字はないですよ。ずっと、よりよくしてきた。

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