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ロッテも参入、“ハイカカオチョコ戦争”が激化

「高カカオ+機能性」がポイントに

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2017年2月14日(火)

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 少量生産で個性的な味が売りの「Bean to Bar」チョコレートの人気が高まり、ついに大手メーカーの明治も参入するなど、激変しつつあるチョコレート市場(日経トレンディネット 関連記事「スーパーで「高級板チョコ」が人気のワケ」)。

 そんななか、もう一つ、市場を動かしそうなのが、「ハイカカオ」(高カカオ)チョコレートだ。チョコレート市場は2011年から年々拡大しており、なかでもハイカカオチョコレートが健康イメージと相まって市場をけん引している。

 その人気の先駆けとなったのが、1997年に発売された森永製菓の「カカオ70」(2005年にリニューアルし、現在は「カレ・ド・ショコラ<カカオ70>」)。「ハイカカオチョコレート単品ではトップの売り上げ(※1)で、2016年は2011年比約260%(同社調べ・前年8月~7月の1年間累計・出荷ベース)とここ数年も売り上げが伸び続けている」(森永製菓 菓子食品マーケティング部 チョコレートカテゴリ 八木格マネジャー)という。

森永製菓の「カレ・ド・ショコラ<カカオ70>」(参考小売価格330円)。

 一方、ハイカカオチョコレートのブランド別累計販売金額で売り上げトップ(※2)は、明治の「チョコレート効果」シリーズ。1998年に “高ポリフェノールチョコ”として発売し、2006年からカカオ成分の比率が異なるハイカカオチョコレートを複数展開(現在は7アイテム)。2012年からの4年間で販売金額が約4倍になっている(下のグラフ参照)。

明治の「チョコレート効果」シリーズは現在7アイテムをラインアップ。写真は「チョコレート効果カカオ72%」 (参考小売価格220円)。

 ちなみに日本チョコレート・ココア協会によると、チョコレートの「ハイカカオ」「高カカオ」表示に定義はない。「一般にカカオ分40~60%くらいまでのチョコレートが『ビター』『ブラック』『ダーク』などとネーミングされていたり呼ばれたりしているが、それ以上カカオ分が高いチョコレートについては一般的にはハイカカオ、高カカオなどということが多い」(同協会)。明治のウェブサイトを見ると、同社の代表的チョコレート「ミルクチョコレート」のカカオ分は35~40%。一般的なチョコレートのカカオ含有量は30~40%とすると、ハイカカオチョコレートはカカオ分がその2倍近く入っていることになる。そのため健康にいいとされているカカオポリフェノールが効率的にとれるうえ、相対的に砂糖や乳脂肪が少なくなることが人気の最大要因だ。

 そして2016年、ロッテもハイカカオチョコレートに参入。2016年10月11日、「スイーツデイズ おいしいハイカカオ74%<エクアドル&ガーナ>」(以下「おいしいハイカカオ74%」)を発売した。ハイカカオチョコレート市場では老舗で固定ファンが多い森永製菓、幅広いシリーズ展開で急激にシェアを広げている明治に対し、後発のロッテはどう差異化していくのか。

2016年10月に発売された「スイーツデイズ おいしいハイカカオ74%<エクアドル&ガーナ>」(55g、希望小売価格は230円前後)。

※1:インテージSRI高カカオチョコレート市場2010年9月~2016年12月累計、※2:インテージSRI高カカオチョコレート市場2010年9月~2015年8月累計

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