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メイカーは世界一、製品は存在感薄い日本

海外があこがれる「メイカーフェア東京」

2018年7月10日(火)

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 この連載で何度も紹介してきた世界的なDIYの祭典「メイカーフェア」。東京で開催されるメイカーフェアは、アジアでもっとも古くから行われていて、海外からも多くの参加者が訪れる。今年も8月4日、5日の2日間、東京ビックサイトで昨年よりさらに規模を大きくして行われる

メイカーフェア東京。近年は東京ビッグサイトのホールを複数使用する大規模なフェアとなっている

 僕はアジア各国のメイカーフェアに、世界でもっとも多く参加していて、メイカーフェア深圳、メイカーフェアシンガポールで運営に協力している。中国語も英語もネイティブでなく、足手まといになりがちな僕が運営チームに入っている大きな理由は、僕が日本人で、日本で行われるメイカーフェア「メイカーフェア東京」にずっと参加してきたからだ。

 深圳のメイカーフェアは、海外から多くのメイカーを招聘している。深圳のメイカーフェアを立ち上げたSeeedのメンバーは、口々に東京のメイカーのクリエイティブさを賞賛する。実際に日本からの招聘組はアメリカより多い。プレゼンテーションでは英語圏のメイカーが多いが、日本人もゼロではない。僕が運営に関わるようになったきっかけも2014年のメイカーフェア深圳でプレゼンをしてからだ。そのプレゼンは現地の新聞に全文訳が載るほど評判を呼んだ。

 付記すると、僕自身はこの仕事で給料をもらっているわけではなくボランティアだ。深圳やシンガポールの運営チームから飛行機やホテルを用意してもらうこともあるが、そこまで含めて自費のことももちろん多い。メイカーフェアに関わるのはすごく楽しいし、日本や中国やさまざまな国のメイカーたちをもっと理解できるからやっている。東京メイカーフェアでは運営と別に、海外のメイカーたちをいくつかの場所に案内したり、申し込みをサポートしたりしている。

 深圳のSeeedは東京のメイカーフェアに毎年ブースを構えている。自費で参加していて、東京のメイカーフェアにスポンサードしていることも多い。深圳の運営チームとしての僕の役割は、彼らと一緒に東京のメイカーフェアを見て回り、深圳まで来てくれそうな日本のメイカーたちとコンタクトし、手配を深圳側で行う場合は仲介するのが僕の仕事だ。リストを僕が作ることはあるが、「呼ぶ/呼ばない」を決めるのは深圳側だ。

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「メイカーは世界一、製品は存在感薄い日本」の著者

高須 正和

高須 正和(たかす・まさかず)

メイカーフェア深圳など運営

1974年生まれ。アジアで行われるメイカーフェアに世界一多く参加し、深圳・シンガポールでは運営に携わる。スイッチサイエンス(株)の社員として、現在、中国深圳在住。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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保岡 興治 元法相、自民党憲法改正推進本部特別顧問