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40を過ぎ、自分にがっかりする春がまた訪れる

2017年3月31日(金)

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 春という季節は、気持ちをタイムスリップさせるようなところがある。3月の卒業シーズンでは学生時代を思い起こし、4月に配属された新入社員を見れば自分の駆け出しの頃の記憶が蘇る。

 それを、ただ懐かしむのか、それとも気持ちを新たにするのか。社会に出て時間が経てば、入社した時の初志はついつい忘れがちになる。しかし、どんな人も自分なりの未来像を持って、あの春を迎えたはずだ。

 だが、現実のキャリアは、思うようには描けない。入社後に希望した通りの仕事につき、成果も出し、その後も自分のデザイン通りに順調にステップアップいく人もいないわけではない。ただ、紆余曲折を含め、最終的に初志貫徹に近い道程を歩んだ人を含めたとしても、そうした恵まれた人は全体から見ればごく少数だろう。

 大半の人は、自分の希望通りの職種・職場に配属されなかったり、されたとしても自分の予想とは違って苦戦を強いられたり、順調な歩みの途中で思いがけない出来事に足元をすくわれたり、思い切った決断ができないまま昨日の延長線上で今日を過ごしていたり…。

 「初志」との間で上手に、もしくは致し方なく折り合いをつけながら、人生を歩んでいるのではないだろうか。

 だが、そうした「ごく普通」の人であっても、新人を迎える春は、やはり“むずむず”する季節だ。それは、40代・50代のミドルであっても例外ではない。

 「本当にやりたかったこと」への思いを心のどこかに秘めつつも、今の仕事に取り組んでいるからだろう。啓蟄(けいちつ)ではないが、心の中に置きっぱなしにしていた忘れ物が、春という「変化の季節」に誘われて這い出てくるのだ。

コメント4件コメント/レビュー

Qさんという人は、挫折を知らず順当に上がってきたのだろうし、自分の出世の陰で振り落とされていく同僚の事も考えた事がない人なのだろうね。だからそんな呑気な事が考えられるのだろうね。
一度挫折した人が、成功しているなら、自分の築いた地位を否定しないよ。
新聞の人生相談の回答「貴方の人生はまだ始まっていないのです。不幸になればいいのです」ってやつね。いいんじゃない?退職しちゃえば。(2017/05/26 12:42)

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「40を過ぎ、自分にがっかりする春がまた訪れる」の著者

山本 直人

山本 直人(やまもと・なおと)

コンサルタント・青山学院大学講師

博報堂でクリエイティブ、研究開発、人事などを経て2004年に独立。キャリア開発とマーケティングの両面から企業を対象にした活動をおこなう。著作に「グッドキャリア」など多数。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

Qさんという人は、挫折を知らず順当に上がってきたのだろうし、自分の出世の陰で振り落とされていく同僚の事も考えた事がない人なのだろうね。だからそんな呑気な事が考えられるのだろうね。
一度挫折した人が、成功しているなら、自分の築いた地位を否定しないよ。
新聞の人生相談の回答「貴方の人生はまだ始まっていないのです。不幸になればいいのです」ってやつね。いいんじゃない?退職しちゃえば。(2017/05/26 12:42)

若かりし頃の夢を思い出すのはいい。しかし、その当時と違うのは、これまでに人生の様々な荷物を背負ってしまっていることだ。特に家庭を持てば、妻の期待、子供の将来、そして親の介護など。そういったしがらみのない境遇ならば良いが、そうでなければ自分の都合だけで人生を決めることは無責任の誹りを免れない、それが歳をとるということだろう。そうやって自分を犠牲にしてもそれで花を咲かせる家族がいれば、それはそれで良いではないか。
昔の夢にこだわるのは、そう、親に買ってもらえなかったラジコンを手にする程度でちょうど良い。(2017/04/03 10:40)

最後まで何が言いたいのか不明な内容で春霞のような内容でした。初志貫徹なんですけど、そもそも入社時に明確な意思を持った人がどの程度いるのか疑問です。自分を基準にしてはいけないですが、自分なんて何も大それた「初志」なかったですね。自分は銀行に勤め公的資金投入後、自主退職したものですが、銀行が良い時も悪い時も、どこか妙に冷めていました。公的資金が入る前は、国体の維持ではないですが、エリーが層は一丸になっていたのが、導入後は優秀な行員は大挙して退職し、3軍主体の情けない会社に成り下がりました。40歳を過ぎたあたりから、なんとなく孤独や死について考えるのは、自然の成り行きだと思います。そのタイミングが、たまたま、桜の開花の春と重なるのではないですか。(2017/04/01 20:17)

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