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水漏れ検査×予測ソフト×信頼=最強の提携へ!

本当のウィン・ウィンと東海岸の仲間を求め、走り、語る

2017年12月18日(月)

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 11月後半に入ると、僕はサンフランシスコにあるヘッドハンターのオフィスをよく訪れるようになった。僕たちのソフトウェア製品の販売に関しては、販売パートナーに(間接的に)売ってもらうパターンもあるのだが、直販(営業マンによる直接販売)も行わなければならない。水道会社が全米に散らばっていることを考えると、ラースさん他、僕たちの営業リソースは東海岸(アメリカの東半分と言ったほうが正確かも知れない)をカバーすることはなかなかできないので(東海岸と言ったら、例えばサンフランシスコから飛行機で5時間くらいかかる。ある意味では全く別の国に行くくらい距離が離れているのだ)、東海岸担当の営業担当役員を雇わなければならないと思ったためだ。

「アメリカの東半分」を任せる仲間を求め、ヘッドハンターのオフィスがあるサンフランシスコをよく訪れています

求む!東海岸の熱き仲間

 現在のレッドウッドシティ・オフィス、つまりアメリカの西海岸では、友人の友人、もしくは近くにある大学の掲示板などで人材を募集することができたが、東海岸では僕たちフラクタのメンバーにもあまり知り合いは多くなく、したがってヘッドハンターに頼るしかないのだ。アメリカでは、人材の流動性(あるビジネスマンが今の会社から次の会社に転職することの容易さ)が非常に高いので、ヘッドハンターがあらゆる手段を使って候補者を探し出し、声をかけ、諸々の条件に合意できれば、2週間後にはその人はフラクタで働いているという流れだ。

 候補者に関しては、法人向けのソフトウェアを売ってきた経験があることもさることながら、何よりこの水道産業という非常に特殊な業界に精通していること、その仕組みを知っている人を僕たちは求めていた。ヘッドハンターと条件をすり合わせ、広く候補者になりそうな人をヘッドハンティング会社のオフィスにある大きなスクリーンに映しては、あーでもないこーでもないと議論して、少しずつ少しずつ候補者を絞っていく。

 来年1月に複数名と最終面接をすることを目標に、12月中に多くの候補者の職務経歴書を見て、ビデオ電話などで1次面接を終わらせておきたかった。このポジションについては、フラクタの将来にとって非常に重要であることから、僕が直接、採用から管理までを行うことになっていた。12月のある日などは、午後いっぱいの予定を空けて、午後1時から5時まで、1時間ずつ、立て続けに4人の候補者とビデオ電話で話をしたりした。ただでさえ忙しい日々が、さらに忙しくなった。

コメント5件コメント/レビュー

いつ聞いても、気分が高揚する話です。
うちのような石橋をたたいて渡らない人手の作業で設ける、大きなだけが取り柄のソフトウェア会社では夢のような話の連続です。
企業家精神と情緒でよりご発展することをお祈りしています。(2018/01/10 13:37)

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「水漏れ検査×予測ソフト×信頼=最強の提携へ!」の著者

加藤 崇

加藤 崇(かとう・たかし)

加藤崇事務所代表

1978年生まれ。早稲田大学理工学部卒。東京三菱銀行、KPMG日本法人、技術系ベンチャー企業社長などを経て、2013年、ヒト型ロボットベンチャーSCHAFTをグーグルに売却し、世界から注目を集めた。スタンフォード大学客員研究員(兼任)

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

いつ聞いても、気分が高揚する話です。
うちのような石橋をたたいて渡らない人手の作業で設ける、大きなだけが取り柄のソフトウェア会社では夢のような話の連続です。
企業家精神と情緒でよりご発展することをお祈りしています。(2018/01/10 13:37)

加藤さんのこのビジネスにかける情熱と愛と闘魂が伝わって来る文章でした。成功を祈念しております。(2017/12/21 10:20)

日本でも、水道管の維持管理コストが問題になってきています(というニュースを最近、耳にしました)。
アメリカでの事業の成功後、是非、日本にも進出の上、日本の水道インフラを支えて頂きたいと思いました。(2017/12/18 15:18)

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