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事件は現場じゃない、会議室で起きている!

20年前の青島刑事(織田裕二)の叫びは果たして真実か

2018年5月8日(火)

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 私にとって毎年3月は、憂鬱でしょうがない。過ごしにくいったら、ありゃしない。

 なぜ憂鬱で、過ごしにくいのか。それは3つの理由がある。

 1つは、花粉症。目も鼻もムズがゆい。

 私の場合は、通常のパフォーマンスが100%だとすると、花粉症が発症する3月は、1割の力も出せない。視覚も嗅覚も奪われているから、しょうがない。

 2つ目は、恒例の道路工事だ。年度末の予算消化なのか、都内の道路でとにかく工事が多い。自分で運転時の渋滞もいら立つが、タクシーに乗っていると、工事渋滞で容赦なく跳ね上がるメーターに対して、どうやって怒りの矛先を向ければいいのか、分からない。

2018年5月17日に発売する予定の『ムダゼロ会議術』

 3つ目が、会議の進行が遅く、結論が出ないことだ。こちらも年度末で、4月からの新人事、新予算が確定していないので、とにかく企業で数多くの会議が渋滞して、進まない。

 これら3つのうち、1つ目と2つ目は、医学なのか、政府なのか、とにかく誰か何とかしてほしい。私では何とも解決できないのだ。

 ただ3つ目は、私に解決の糸口がある。私は、それらの解決策を体系立てて知っているからだ。

 本連載では、書籍『ムダゼロ会議術』にまとめた会議のノウハウをダイジェスト版で公開していく。同じような悩みを持つ人に役立てば幸いだ。

20年前の織田裕二の叫びは、本当なのか?

 遡ること20年前の1998年。織田裕二扮する青島刑事は、こう叫んだ。

 「事件は“会議室”で起きてるんじゃない! “現場”で起きてるんだ!!」

 この叫びは、かつての大ヒットした映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年)の名セリフだ。

 現場にいる主人公の刑事は、遠く離れた会議室の幹部に対していら立っている。会議室の幹部が明確な指示を出せないため、主人公の刑事は現場の犯人を取り逃がしそうになっていた。

 意思決定機関である「お上」に対して不満を爆発させたそのシーンは、日頃から同様の鬱憤(うっぷん)をためているビジネスパーソンを代弁していて、映画のヒットとともにこの名セリフは流行語となった。

 あたかも実際のビジネスシーンでの実態を表しているかのようなこのセリフ。しかし、大きな過ちがある。

 「事件」は「現場」で起きているかもしれない。しかし、ホントの「問題」は「会議室」で起こっているのだ。

(イラスト/和田ラヂヲ)

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今後の連載に期待しております。(2018/05/08 08:48)

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「事件は現場じゃない、会議室で起きている!」の著者

横田 伊佐男

横田 伊佐男(よこた・いさお)

CRMダイレクト代表取締役

シティグループ、ベネッセグループにて、マーケティング部門・コンサルティング部門の責任者を歴任。100社を超える大手企業でのコンサルティング経験を体系化し、2008年に独立した。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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今後の連載に期待しております。(2018/05/08 08:48)

今後の展開を期待します。(2018/05/08 08:11)

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