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会議を劇的に変える「秘伝の1枚」を開陳!

あなたのダメ会議、たった1枚で解決します

2018年6月21日(木)

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(イラスト/和田ラヂヲ)

 私の持論だが、ビジネスパーソンにかかわらず、あらゆる行動は「紙1枚」から生まれる。

 社会に出て通用する教養の基礎は、小学校教育にある。中でも「読み書き(国語)」「そろばん(算数)」は、社会で行きていく上で不可欠なため、日本人成年の頭には基本事項がしっかりインストールされているはずだ。

 なぜ、我々の頭に「読み書き(国語)」「そろばん(算数)」がしっかりインストールされたのだろうか。2つに共通した理由がある。

 「読み書き(国語)」も「そろばん(算数)」も、そのエッセンスは「紙1枚」にまとまっていることだ。

 「読み書き(国語)」は、五十音表。

 「そろばん(算数)」は、掛け算九九表。

 「紙1枚」だからこそ頭にインストールされ、日常でも使いこなせている。

 逆に「紙1枚」を超える複雑な公式などは、今となっては使いこなせていないのではないだろうか。

 会議術も同様だ。うまくいく会議ノウハウはここだけの話、「たった1枚」にまとまっている。

 「紙1枚」だからって拍子抜けしないでほしい。逆に、そのノウハウがマニュアルの様に膨大であれば、現場で使えないものになる。思い出せないからだ。

 筆者は、仕事のスピードが早く、人を動かし、想いを実現する、いわゆるデキるビジネスパーソンや経営者を数多く見てきた中で、ある共通点を発見した。

 それは、「紙1枚」にまとめる要約力を身に付けていることだ。

 何十枚にも積み上がる会社の事業計画、自部門の課題と対策、大規模なプロジェクト計画など複雑な事象を、「紙1枚」にまとめあげているか。行動力があり、実績を出しているビジネスパーソンとそうでない人の差が、「紙1枚」の要約力の有無だった。

 頭の中に1枚の地図を持っているかどうか。地図が1枚だからこそ、現在位置と目指すべきゴール、その間に存在する障害点を意識することができる。

 この地図が、2枚以上になれば、途端に全体像が見えなくなってしまう。それだけ、頭の中に「紙1枚」が落とし込めるかどうかは、圧倒的な行動力をつくりだす源泉になる。

 長く無用な会議になるか、短く有用な会議になるかは、会議を仕切る議長の頭の中に「1枚の地図」が描かれ、制約ある時間内にどんなところへ落とし、どこのゴールへ持ち込むかの「要約力」が必要になる。

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「会議を劇的に変える「秘伝の1枚」を開陳!」の著者

横田 伊佐男

横田 伊佐男(よこた・いさお)

CRMダイレクト代表取締役

シティグループ、ベネッセグループにて、マーケティング部門・コンサルティング部門の責任者を歴任。100社を超える大手企業でのコンサルティング経験を体系化し、2008年に独立した。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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