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H.I.S.澤田氏「起業は楽しい。どんどんやろう」

失敗なんていっぱいある。気にしちゃダメ

2018年9月18日(火)

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旅行会社H.I.Sや格安航空会社スカイマークを創業し、テーマパークのハウステンボスを再生した澤田秀雄氏。起業家として大きな成功を手にして知った、澤田流「起業のリアル」とは? 起業は楽しい」「失敗なんていっぱいある」と、次世代リーダーたちにエールを送る。

オープン編集会議とは

読者が自分の意見を自由に書き込める双方向メディア「日経ビジネスRaise(レイズ)」を活用し、日経ビジネスが取材を含む編集プロセスにユーザーの意見を取り入れていくプロジェクト。一部の取材に同行する「オープン編集会議メンバー」を公募。現在、25人のメンバーとともに、起業にまつわる様々な疑問をユーザーとともに考えるオープン編集会議第2弾「起業のリアル」を実施中。

■エイチ・アイ・エス澤田会長兼社長(CEO)への取材に同行したメンバー(敬称略)

入江 清隆大日本印刷
桂 千佳子日本語講師
田中 宏大正製薬ホールディングス
原島 洋ウェブマスターズ
宮本 英典東京応化工業
森 豊史東京都立産業技術研究センター
山下 雄己電通国際情報サービス
山本 智ちそう
水庫 郁実早稲田大学(日経ビジネス編集部インターン)
(注:発言内容は個人の意見であり、所属する企業や団体を代表するものではありません)
澤田秀雄(さわだ・ひでお)
エイチ・アイ・エス会長兼社長(CEO=最高経営責任者) 1951年生まれ。エイチ・アイ・エス、スカイマークを創業。ハウステンボスの再建も手掛ける(写真:竹井俊晴、以下同)

庄司容子(日経ビジネス編集部):エイチ・アイ・エス(H.I.S.)、スカイマークと、誰もが知っている企業を立ち上げてこられました。いきなりですが、今の時代の起業家に伝えたいことは。

澤田秀雄H.I.S.会長兼社長(CEO):起業は面白いのでどんどんチャレンジしてほしい。日本は米国、中国に比べて少ないのが残念ですね。

庄司:西ドイツのマインツ大学への留学から帰ってきて、1980年にH.I.S.の前身であるインターナショナルツアーズを設立されました。立ち上げた直後はどのように顧客を獲得したのでしょうか。

澤田氏:設立の時、お客様がいなくて不安になりましたね。良い値段で出しても売れないから、本当にいけるのかな?と。大変でした。何度もやめようかなと思いました。新宿のマンションの1階を借りたのですが、たとえ小さな事務所でもお金はかかります。最初の半年はまったくビジネスになりませんでした。

庄司:お客様が来ないとなると、その間、どんなことをしていたのですか。

澤田氏:暇でしたので、朝から晩までいろんな本を読みました。今みたいにスマホもないので、空いた時間は近くの大学に行って手書きのポスターを張っていましたね。昼にパチンコの「マーケティング」に出て(笑)、どの台が出そうかを調べて、6時になったらすぐにその台の店に行き、打って勝つ、なんてこともしていました。徳川家康全集の26巻のうち、23巻をパチンコの景品で獲得しましたよ。

庄司:すごいですね。それで、第1号のお客様はどんな人だったのですか。

澤田氏:お医者様でした。なぜか来てくれて、ご予約いただきました。その前に女性のお客様も来られましたが、また来るといって2度と来てくれませんでした。確かに、JTBさんで40万円の航空券が、うちだと20万円。大体いい話ってあやしいですよね。オフィスも小さくて汚くて、20代の茫々とした人が話すと、信用が無いですね。話を聞くだけ聞いてきて、そのあとは来てくれませんでした。でも本当に最初の3カ月はほとんどお客様が来なくて、6カ月で数人いたかいないかでした。その時、やめようと思いましたね。

庄司:でもやめなかったのはなぜですか。

澤田氏:本を読んでいると、「石の上にも3年」「継続は力なり」って書いてあるんですね。実際にそうだと思いますよ。事業を始めたら、3年は続けないとダメ。1年くらいでやめる人がいますけど、実は1年の間に徐々に徐々に上向き始めています。

 1年してうまくいかなかったら、何が悪いのか(商品が問題か、宣伝が悪いのか、内容が時代にあっていないのか、ビジネスモデルに問題があるのか)、を考えないといけない。それで改良していって、3年やってもダメなら、やめるべきだと思いますよ。それはビジネスモデルとして通用しないということですから。ただ1年くらいでやめるのはダメですね。2、3年はやったほうがいいと思います。

 新しく起業する方にアドバイスをするとしたら、やはり継続は力です、ということです。

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「H.I.S.澤田氏「起業は楽しい。どんどんやろう」」の著者

庄司 容子

庄司 容子(しょうじ・ようこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社に入社し、社会部、横浜支局を経て企業報道部へ。化学、医療、精密業界、環境などを担当。2017年4月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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