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「嫁ブロック」すら崩せない人は起業に向かない

3人の起業家がリスク、お金、成功について本音トーク

2018年10月9日(火)

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日経ビジネスRaiseのオープン編集会議プロジェクト第2弾「起業のリアル」では、3人の起業家を招いてパネルディスカッションを開催した(9月7日、東京ミッドタウン日比谷「BASE Q」にて)。「起業のリスクとは?」「起業家にとって成功とは?」などをテーマに語ってもらった。

<登壇者>

Shippio(シッピオ)Co-Founder&CEO 佐藤孝徳氏
サイバーステップ社長 佐藤類氏
MICIN(マイシン)CEO 原聖吾氏

オープン編集会議とは

読者が自分の意見を自由に書き込める双方向メディア「日経ビジネスRaise(レイズ)」を活用し、日経ビジネスが取材を含む編集プロセスにユーザーの意見を取り入れていくプロジェクト。一部の取材に同行する「オープン編集会議メンバー」を公募し、記事の方向性を議論する「まとめ会議」を実施した。

■参加したオープン編集会議メンバー

入江 清隆大日本印刷
桂 千佳子日本語講師
鈴木 瞳マカイラ
黒須 香名スタディプラス
田中 宏大正製薬ホールディングス
原島 洋ウェブマスターズ
松下 芳生JPスタイル研究所
宮本 英典東京応化工業
三輪 愛ミニストップ
山中 啓稔TOTO
山中 康史Face2communication
米川 植也セルム

(注:発言内容は個人の意見であり、所属する企業や団体を代表するものではありません)

■お知らせ■

日経BP社、ならびに日経ビジネスは、「第17回日本イノベーター大賞」(表彰式は2019年2月26日)の部門賞として、創業5年以下のスタートアップ起業家を対象にした「日経ビジネスRaise賞」を新設し、候補者を公募します。自薦/他薦は問いません。奮ってご応募ください。(応募締め切り:2018年10月28日)

>>応募する<<

「お金の対価は『やりたいこと』」

パネルディスカッションに参加したMICIN原聖吾CEO(左)、Shippio佐藤孝徳CEO(中)、サイバーステップ佐藤類社長(右)(写真:北山宏一、以下同)

佐伯真也(日経ビジネス編集):最初にまず、皆さんが起業された時のことを聞きたいと思います。どんなリスクとどんなリターンがあるのか、きっちり計算したのでしょうか? 取材を通じて、「『割に合う』から起業した」という経営者の声も数多く聞きましたが、皆さんはどんな風に考えていましたか。

佐藤類氏(サイバーステップ創業者・社長):私は基本的にあまのじゃくなので、起業によってお金を儲ける、という考え方は間違っていると思うんですよね。学生と話していても、みんな損得とか、善悪とか、二元論で考えている。僕もそれなりにお金を貯めたり、借金したりしましたけど、お金の対価は「やりたいことやる」ということです。22歳の時に創業しましたが、そこまでしか考えていなかったですね。

佐藤類氏
1977年生まれ。98年、国立東京工業高等専門学校卒。2000年サイバーステップを創業。06年マザーズ上場

佐藤孝徳氏(Shippio共同創業者・CEO=最高経営責任者):僕の場合は子供が2人いて、32歳の時に起業したのですが、当時、三井物産で働いていて結構な年収をもらっていました。そこから起業するとなると当然、嫁から「どういうことなんだ」と聞かれるわけですが(笑)、クリアに説明しています。

 何がリスクか。僕は三井物産に10年いて、そこそこコミュニケーション能力があって、英語と中国語を話せます。だから、起業に失敗しても仕事はいつでも見つかるだろうと思いました。なので、リスクは大したことないと考えました。一方、20代は三井物産の中で駆け抜けられたんですけど、30代、40代になると後輩の指導をしなければいけなくなる。僕はそういうことをしている場合じゃないなと思ったんですね。

佐藤孝徳氏
1983年生まれ。三井物産を経て、2006年、Shippioの前身企業を設立。煩雑な輸出入事務を簡素化するソフトウエアを開発、事務を代行

佐伯:奥さんは賛同してくれたんですか?

佐藤孝徳氏:リスクはさっき言った程度ですから、むしろ可能性の方が大きいですよね。「成功すればお金持ちになれるし、単身赴任しなくていいから家族との時間ももっと持てるよ」などと言って説得しました。でもそもそも「嫁ブロック(妻に起業を反対されること)をどうする?」とか言っている人は、起業なんてできませんよ。嫁すら説得できていないわけですから。

 嫁に対する説明はしましたけど、自分としてはリスクなんて考えていませんでした。うじうじ考えてたら起業しないんじゃないでしょうか。

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「「嫁ブロック」すら崩せない人は起業に向かない」の著者

庄司 容子

庄司 容子(しょうじ・ようこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社に入社し、社会部、横浜支局を経て企業報道部へ。化学、医療、精密業界、環境などを担当。2017年4月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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