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ジム・ロジャーズ氏「ロシアで農業を始めよ」

朝鮮半島、コロンビアも有望…冒険投資家が大胆予測

2016年8月29日(月)

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ロシアへの移住は進んでいますか。

ロジャーズ:一部の人が移住しています。主にカザフスタンやウズベキスタンなど、旧ソビエト連邦諸国からです。ドイツや米国、オーストラリアのように、様々な国の移民を積極的に受け入れていて、移民が続々と入っていく、という形にはすぐにはならないでしょう。

ロシアではウラジーミル・プーチン大統領の長期政権が続いています。独裁体制への批判など、政治リスクはありませんか。

ロジャーズ:政治リスクは日本や米国も含めて、世界のどの国にもいつでもあります。ロシアだけに限ったことではありません。

プーチン氏の後も、ロシアで強いリーダーは登場するでしょうか。

ロジャーズ:プーチン氏はまだ63歳と若く、これからもしばらくは政権を担うでしょう。もしプーチン氏が去ったとしても、強い指導力を持つ人物が現れ、次のトップになるでしょう。

ロシアは今後の世界経済でどのような地位を占めますか。

ロジャーズ:将来、世界1位の経済大国は中国になるでしょう。私はロシアが、中国に次ぐ第2位の経済大国になる可能性があると予想しています。

朝鮮半島、あと数年で統一される

他に注目する国や地域の状況も教えてください。

ロジャーズ:まずは朝鮮半島です。あと数年で、韓国と北朝鮮は統合するでしょう。1つの国家になれば人口は約7600万人。北朝鮮の中国との国境付近には、教育水準が高い、安価な労働力が豊富にあります。北朝鮮には天然資源があるし、国土を開放して農家をたくさん受け入れようとする動きにもなるでしょう。また韓国ではたくさんの資本や知識が集積しています。

 あなたもバイクで今すぐ朝鮮半島に行くべきです。やるべきことはたくさんあります。

コメント5件コメント/レビュー

ロジャースの逆張りは相場の基本です。(2016/08/29 20:57)

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「ジム・ロジャーズ氏「ロシアで農業を始めよ」」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ロジャースの逆張りは相場の基本です。(2016/08/29 20:57)

「北朝鮮の中国との国境付近には、教育水準が高い、安価な労働力が豊富」の下は事実なのだろうか?北朝鮮の農民の多くは貧困に喘ぎ食事もかつかつだと聞くが、そうした農民の子供達がまともな教育を受けているのか甚だ疑問ではある。それと、「あと数年で、韓国と北朝鮮は統合」が実際に起これば東西ドイツ統合の例でも分かるが、収入格差はある程度までは急激に縮まる。それよりも、韓国はOECDに加盟したが、統一したら国民一人当たりのGDPはOECD加盟の基準値を下回るのではないか。そう思ってネットで調べてみたら、明確な基準はない。だから、一旦加盟したら経済破綻が起きたとしてもOECDの脱退はないのだろう。「朝鮮半島統一」は北のイカれたトップがその座から降りなければあり得ないが、貧民が革命を起こす程のエネルギーがない。あり得るのは、高級幹部による反乱だろう。それを予感させた時期もあったが、現時点では表面上安定しているように見える。一方、ロシアは可能性を秘めた大国である事は間違いないが、一方の旗頭の座を中国に脅かされ、表面上仲の良さそうな両国の水面下での主導権争いは見ものだろう。そんな事より、ロシアが大規模農業の農地開発を突き進めば、CO2吸収してくれる世界一の大森林を急激に減らす恐れがある。BRICS構成の別の国であるブラジルでは違法な焼畑農業によりアマゾン川流域で大幅に森林を失っている。同じ事がロシアでも起これば、地球の未来に暗雲がかかる。形の上では民主化され、野党も存在しているロシアに真の民主化を実現するにはOECD加盟国との付き合いを増やす事が一番だ。その意味で、米国がクリミア半島の問題でロシアに経済制裁を続けることは、間違った選択だと思う。特に現在のウクライナ大統領の様子を見る度に、彼の方がプーチンよりも悪人顏に見えるのは私だけではないだろう。国際紛争の全てが国際司法裁判所の裁定により決着される日が待たれる。(2016/08/29 11:09)

確かにそういう一面はあると思う。気候変動や地下水による灌漑などで、現在の穀倉地帯では干ばつが影を落としはじめていると報じられえている他、現在の人口増加率と穀倉地帯の面積と生産性を考えれば食料不足や水不足はそう遠い未来の話ではないと思っている。しかしロシアを開発すればCO2等の面では気候変動を加速させるマイナスのリスク要因にもなると思う。(2016/08/29 10:42)

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