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もし、トランプ大統領があなたの上司だったら

「無理難題」を真に受けてはいけない【大人の人間関係力】

  • 齊藤 孝=明治大学文学部教授

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2018年3月14日(水)

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齊藤 孝(さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。累計部数1000万部を超える著書を送り出したベストセラー作家でもある。2018年2月に、ビジネスに役立つ実践的な“人づき合いのコツ”をわかりやすく解説した『大人の人間関係力』を上梓。(写真:平野 敬久)

 就任から1年以上経った今でも、米国のトランプ大統領は常に話題の的だ。その歯に衣着せぬ物言いに、世界中の人々が翻弄されている感がある。直接対峙する政府関係者、各国首脳、グローバル企業のトップにとっては、なかなかタフな相手だろう。

 しかし考えてみれば、トランプ大統領のような人は私たちの周囲にも少なからずいる。例えば一代で事業を拡大させた叩き上げの社長などは、多かれ少なかれ似た傾向がある。自己肯定力や独断力が旺盛で、部下や取引先に対しても押しの一手。しかも事業がうまくいっているから、誰も反論できない。

 はたから観察する分には面白いが、問題は、こういう人物が自分の上司や交渉相手として対峙した場合。下手に接すれば、たちまち「You are fired!(おまえはクビだ!)」と宣告されかねない。

“常識に基づいた反論”はNG

銃規制強化法案可決を要請した際のトランプ大統領(写真:AFP/アフロ)

 では、どうつき合えばいいか。

 まず根本的に、「道理」が通用すると考えてはいけない。前例がないとか、手続きが大変とか、リスクが大きすぎるといった理詰めの話を、トランプ大統領のようなタイプは嫌う。「お言葉ですが…」「ちょっと待ってください」といった“常識に基づいた反論”もNG。そういうものを自身の経験や勘で打ち破りながら、今日の地位を築いてきたからだ。

 重要なのは、道理や常識で立ち向かうことではなく、懐に飛び込んで「味方」であるとアピールすること。好き嫌いの感情を切り離し、戦略的に接し方を演出するのも、コミュニケーション力の一種だ。

コミュニケーションが専門で、TVなどのメディアで活躍する明治大学教授の齋藤孝先生。“1000万部超え著者”でもある齊藤先生が、ビジネスに役立つ実践的な「人づき合いの技術」を1冊の本にまとめました。

コミュニケーションが少々苦手で、人間関係にストレスを感じ、仕事や生活が何だかうまくいかない――。『大人の人間関係力』は、そんな悩みを持つ人に向け、偉人たちの教えや自身の経験に基づく「人づき合いのコツ」をわかりやすく解説しています。

読めば、日々の人間関係のストレスから解消され、毎日がラクに。是非、お手に取ってご覧ください。

コメント6件コメント/レビュー

企業規模の大きい小さいに関わらず、トランプ大統領みたいな上司・取引先は存在しますね。
筆者が言われていることは効果的ですけど、地雷は突然出現するので被弾しても「チャンスを‼︎」の裏付け(自身の存在価値)を複数用意しておく必要がありますね。(2018/03/14 15:30)

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いただいたコメント

企業規模の大きい小さいに関わらず、トランプ大統領みたいな上司・取引先は存在しますね。
筆者が言われていることは効果的ですけど、地雷は突然出現するので被弾しても「チャンスを‼︎」の裏付け(自身の存在価値)を複数用意しておく必要がありますね。(2018/03/14 15:30)

オバマが上司だったらいやだな。ああでもないこうでもないって言って決められないからね。
トランプだったら、結構楽しいかも。
あれやれこれやれとどんどん言ってくるし、ダメな時の引き際も鮮やか。
ダメなのがわかってずるずる続けていって自滅する会社は、オバマ型かな。
今の会社を見てるとオバマ型ばかりで、下のほうまでそれが浸透して、とにかく何も決めたがらない、やりたがらない、瀬金はもちろん取らない。
You are fired!!とトランプに言って欲しいやつばかり。(2018/03/14 14:28)

筆者の空想の話を書かれても、読む方は非常に反応に困る。

友人に「昨日こんな夢を見て〜」と、延々意味不明な話を聞かされる状況を思い出した。

実際の叩き上げの社長はこんなものでは対処できない。(2018/03/14 13:50)

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齋木 昭隆 三菱商事取締役・元外務次官