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野口悠紀雄教授が大反省「紙の手帳だったら…」

紙の手帳で「受け身」の仕事から脱却する

  • 野口悠紀雄=早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問 一橋大学名誉教授

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2017年10月16日(月)

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「『超』整理手帳」の考案者であり一橋大学名誉教授の経済学者・野口悠紀雄さんは、紙の手帳の重要性を長年説き続けてきた1人。そんな野口さんが大反省した手帳にまつわる失敗談とは?
(聞き手=日経ビジネスアソシエ編集部 上岡 隆/写真=稲垣 純也)
野口 悠紀雄(のぐち・ゆきお)氏
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。経済学者。「『超』整理手帳」考案者。1940年生まれ。63年に東京大学工学部を卒業し64年に大蔵省(当時)入省。東京大学教授、米スタンフォード大学客員教授などを経て現職。近著に『異次元緩和の終焉 金融緩和政策からの出口はあるのか』(日本経済新聞出版社)、『仮想通貨革命で働き方が変わる』(ダイヤモンド社)がある(ともに10月発売)。

「紙の手帳はもう使わなくなった。スケジュール管理は会社で使っているグループウエアで十分」という人が増えています。“紙の手帳離れ”についてどうお考えですか。

 デジタルの手帳と紙の手帳、それぞれに得意・不得意があるので、そこを理解してうまく併用するといいと思います。

 決めた予定を正しく実行する分には、グループウエアで十分です。けれども、それはあくまで予定を入れて“実行”しているだけ。時間管理で大切なのは、予定を“作る”こと。それには紙の手帳の方が向いています。

デジタルだと先々のスケジュールを考えにくい

「予定を作る」というのは、どういうことでしょうか。

 ある一定期間で何をすべきか、自分で決めて予定を入れていくこと。予定を計画して巧みにコントロールするという意味です。

 パソコンでもスマートフォンでも、画面上でスケジュールを管理している人は、毎日の細かい予定に目がいきがちで、1~2カ月先のスケジュールまで確認しない人が多い。そうなると、「予定をこなしていくだけ」という受け身の仕事になる。予定に流されてしまいます。

近視眼的になって、中長期視点で予定を組めなくなる?

 そうです。デジタル管理の場合に顕著ですが、紙の手帳でも同じ。見開き1週間のタイプの手帳は、今週のページだけを見て予定を組む人が多い。見ても翌週ぐらいでしょうか。

 1カ月を俯瞰できるページも、その月の予定ばかり見ています。先々のスケジュールを考慮していないのです。1996年に8週間分を俯瞰できる「『超』整理手帳」を考案したのは、この問題に対処するためです。

(1)野口さんが愛用する紙の手帳は、自身が考案した「『超』整理手帳」。ジャバラ式の折り畳んだページを広げれば8週間分の予定を俯瞰できるため、中長期の視点で予定を計画できる(2)野口さんはすべての予定をGoogleカレンダーに集約。スマホの「『超』整理手帳」アプリ(メンテナンスの事情で現在はダウンロード不可)で確認している(3)紙のメモ帳は手放し、メモは主にスマホから音声入力で書く

コメント2件コメント/レビュー

大反省?野口悠紀雄先生が― 。よっしゃ、読んでみよう。一世を風靡した整理学(術論)に当時は閉口してその通りにしてみようと思ったものだった。振り返ればなぁーに大した事ではなかったのに何かとものがあふれ出し、且つそれを編み出し、生み出し論理化した?原典を後生大事に整理をし、大切なものとして保存・保管・管理する術についてのハウツゥ本であった。そうしてとって置く事によって更なる新しい発想や凄いアイデアが生まれるとまで錯覚させた位の迫力があった。ものごとの、出来事、事柄何でもとっておく、今でいうゴミ屋敷・御殿御仁の存在の一方、断捨離思想が萌芽する。情報のツールが多岐に亘って市民の日常生活に侵入してくると、民は先を争ってそれをわれ先にと招じ入れ得々とした気分を満喫しているようだ。経済や政治に大きく影響させている。折角の記述の大反省は、「紙の手帳だったら―」程度では相済みませぬぞ。是非(あれから幾星霜)「私の整理学が昨今の各界に与えた影響」とでも銘打ち、上梓いただきたいものだ。(2017/10/16 12:38)

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大反省?野口悠紀雄先生が― 。よっしゃ、読んでみよう。一世を風靡した整理学(術論)に当時は閉口してその通りにしてみようと思ったものだった。振り返ればなぁーに大した事ではなかったのに何かとものがあふれ出し、且つそれを編み出し、生み出し論理化した?原典を後生大事に整理をし、大切なものとして保存・保管・管理する術についてのハウツゥ本であった。そうしてとって置く事によって更なる新しい発想や凄いアイデアが生まれるとまで錯覚させた位の迫力があった。ものごとの、出来事、事柄何でもとっておく、今でいうゴミ屋敷・御殿御仁の存在の一方、断捨離思想が萌芽する。情報のツールが多岐に亘って市民の日常生活に侵入してくると、民は先を争ってそれをわれ先にと招じ入れ得々とした気分を満喫しているようだ。経済や政治に大きく影響させている。折角の記述の大反省は、「紙の手帳だったら―」程度では相済みませぬぞ。是非(あれから幾星霜)「私の整理学が昨今の各界に与えた影響」とでも銘打ち、上梓いただきたいものだ。(2017/10/16 12:38)

Googleカレンダーメインになって長いですが、
スマホなどでは同期がうまくいかないことがあるのが怖いですね。
Androidではごくたまに、iOSでは時々。

ともあれ、紙の手書きメモ帳を撮影したら自動的にカレンダーに
取り込んでくれる時代はすぐ目の前に来ていそうです。(2017/10/16 09:33)

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