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「あれ?足がしびれる」そんなサインに要注意!

世にも恐ろしい糖尿病の3大合併症とは

2018年10月17日(水)

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本連載が1冊の本になりました。日本人の死因で最も多い「がん」を避けるためにはどうすればいいのか、マンガで分かりやすく解説しています

 前回のコラム「糖質ゼロで、人間は生きていけるのか」では、3大栄養素の大まかな代謝ルートについて解説しました。

 糖質制限におけるケトン体の取り扱いについていくつかご質問があったので、こちらについては機会を改めてしっかりと解説いたします。

 今回からは、「血糖値が上がる仕組み」の理解を通じて、どのような食事法が糖尿病のリスクを下げるのかをロジカルに考えていきます。

 炭水化物は「ブドウ糖」に分解されて体内に吸収されます。

 そしてエネルギーとして利用されたり、余った分は「グリコーゲン」や「中性脂肪」に変えられて、肝臓や筋肉、脂肪組織に貯蔵されたりします。

 この一連の流れをコントロールするのが「インスリン」というホルモンです。

 インスリンの役目は、ブドウ糖を適切な場所に分配する現場監督のようなものですが、その結果として最終的には血糖値が下がるので、インスリンは「血糖値を下げるホルモン」として有名です。

 血糖値を上げるホルモンはいくつかありますが、下げるホルモンは、実はインスリン1種類しかありません。

 「人類は歴史的に栄養を十分にとれない飢餓状態に長らくあったから、血糖値は複数のホルモンで上げやすくなっている一方、現代人のように栄養素で体内がパンパンになっていて、血糖値を下げることの方が重要という事態はほとんどなかったから1種類しかない」と、進化論の側面から説明されています。

 その説明をさらに進めれば、糖尿病がこれだけ問題になっている時代が長く続くことによって、未来の人類は血糖値を下げるホルモンを複数持つことになっているかもしれません。

 それはさておき、その糖尿病です。

 糖尿病は、様々な理由でインスリンがうまく作用しなくなることによって血糖値が高くなってしまう病気です。

 「平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、日本の成人のおよそ5人に1人は糖尿病か糖尿病予備軍と言われています。とにかく多い、ということです。

 糖尿病の診断は、空腹時(10時間以上絶食)の血糖値や、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:採血した日から約2か月さかのぼった期間の血糖値の平均を示す)などを測定して行います。

 ちなみに健診で良い値を出そうと思って、1~2週間前からおもむろに生活習慣を正す人がいますが、HbA1cはもっと前のデータまで反映しているので、取りつくろうことはほとんどできません。

 さて、糖尿病の診断基準は意外と複雑です。医療機関に任せておけばいいと思いますが、参考にしたい人もいるでしょうから一応載せておきます。

 このチャートの中のOGTT2時間値というのは、10時間以上絶食してから75gのブドウ糖を飲み、その後2時間たってから測った血糖値のこと。空腹時血糖は正常でも食後血糖が高い人がいるので、そのチェックのための検査方法です。この点は食事法と密接に関連してくるので、改めて解説します。

本連載の著者が読者の質問に答えます!!

 『日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』の著者、近藤慎太郎氏。10月は厚生労働省などが旗振り役となって「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」を実施しています。

 そこで本連載でも、がん検診をめぐる読者の皆さんの質問に、近藤医師が直接回答する機会を設けます。「がん検診」をめぐる質問を、本記事のコメント欄より投稿してください。集まった質問に、近藤医師が本連載内で回答していきます。

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「「あれ?足がしびれる」そんなサインに要注意!」の著者

近藤 慎太郎

近藤 慎太郎(こんどう・しんたろう)

医師兼マンガ家 

北海道大学医学部、東京大学医学部医学系大学院卒業。山王メディカルセンター内視鏡室長、クリントエグゼクリニック院長などを歴任。マンガを使って医療をわかりやすく解説。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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