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「AIで人間の仕事がなくなる?」の経済学的解明

第1回 全職種の作業をタスク分けしてみた

2018年11月8日(木)

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AI(人工知能)は、あなたの仕事を奪うのか(写真=PIXTA)

 AI(人工知能)が仕事を奪う、世の中は大変なことになる――。AI技術の急速な発展が報じられる中で、世間では「ふわっとした」議論が繰り返され、「機械との競争」への漠然とした不安ばかりが煽られている。だが、本当にそうなのか。本コラムでは、世界最先端の経済学研究を手がかりに、名門・米エール大学経済学部で教鞭を執る伊神満准教授が「都市伝説」を理性的に検証する。

まずはじめに:連載コラム(全4回)の趣旨

 人工知能(AI)については色々な人が色々なことを言っている。だが、よく分からない未来を語るにつけて、楽観論も悲観論も、ただ各人が「個人的に言いたいこと」を言っているだけのように見える。

 となると、「AI技術は是か非か」「AI失業は起こるのか」「もはや人類の滅亡は時間の問題か」についての「結論」自体には、ほとんど何の意味もない。これだけ沢山の予想があれば、そのどれかは当たるだろうし、大半は外れるに決まっているからだ。

 そんなことよりも、冷静な人たちが交わしている「それなりの確かさをもって言えそうなこと」に耳を傾け、吟味しよう。そしてあなた自身の身の振りかたについては、あくまで自分の頭で考えよう。でなければ、あなたという人間の「知能」と人生に、いったい何の意味があるだろうか。

 このコラムは、経済学者である筆者が、9月中旬にカナダのトロント市で開催された第2回全米経済研究所(NBER)「人工知能の経済学」学会で行った研究発表と、そこで見聞きした世界を代表する経済学者たちによる最新の研究について、一般向けにまとめたものである。

注1 第2回NBER「人工知能の経済学」学会のプログラム(論文・スライド・動画あり)は、こちら

「あなたの仕事が危ない」?

 まずは、AIが「人間の経済活動にもたらす」影響を考えてみよう。連載コラムの前半にあたる第1回と第2回では、AIの「外側」の経済学の話をする。

 AIやロボットは、これまで人力を必要としていた生産活動の「自動化」ととらえるのが一般的だ。そこで、AIの「外側」の経済学では、自動化技術の中身はさておき、それがもたらす経済活動へのインパクトを考察する(連載後半にあたる第3回と第4回では、AIの「内側」の経済学に触れる。この分類は、論点を整理するために筆者が独自に使っているものだ)。

コメント14件コメント/レビュー

まず根本的な問題として、未来予測はほぼ当たりません。
専門家の予測であるほど当たらないことは歴史が示しています。
ですので、こうであろうという未来を決めてしまうのは大変危ういです。
それはどんなアプローチをとった予測であっても同じことです。

出来るのは想像できる未来の形を複数、それも振り幅をなるべくとって予想しておき、どんな形になっても対応できるように心がけること。
人間のやる仕事がほとんど無くなったとしても、今とさほど変わらなかったとしても、仕事の形が今と変わった形で残ったとしても、それに柔軟に対応すれば良いこと。
変化は混乱を生むが、決して対応出来ないようなことではない。(2018/11/09 21:23)

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「「AIで人間の仕事がなくなる?」の経済学的解明」の著者

伊神 満

伊神 満(いがみ みつる)

米エール大学経済学部准教授

1978年東京生まれ。東京大学卒業後、証券アナリストを経て、UCLAで博士号を取得。専門は産業組織論。近刊『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

まず根本的な問題として、未来予測はほぼ当たりません。
専門家の予測であるほど当たらないことは歴史が示しています。
ですので、こうであろうという未来を決めてしまうのは大変危ういです。
それはどんなアプローチをとった予測であっても同じことです。

出来るのは想像できる未来の形を複数、それも振り幅をなるべくとって予想しておき、どんな形になっても対応できるように心がけること。
人間のやる仕事がほとんど無くなったとしても、今とさほど変わらなかったとしても、仕事の形が今と変わった形で残ったとしても、それに柔軟に対応すれば良いこと。
変化は混乱を生むが、決して対応出来ないようなことではない。(2018/11/09 21:23)

全面的にコラムに賛成なんですが、引用している論文もこのコラムもmachine learningに関してですよね。コメントを書いてる人達の考えるAIとは全く別物です。次回は最初にそこのところを明確にしていただけたらと思います。そうじゃないと、経済学者全体が的外れみたいな間違った見られ方をしてしまいます。(2018/11/08 20:39)

何の役にもたたない記事でした。長文読むのが無駄です。

現在のAIの能力を基準にしてではなく、将来的な発展性を予測をして判断してもらわないとダメなのでは(まあ予測を基にした判断ですが。経済でも政治でも論評は全てそうです)。

人間のためにAIが働くと言う次元ではなく、AIのためにAIが働くと考えれば、評価はAIがし、経済合理性も人間ではなくAIの合理性になるかと思います。その様な時代人間はAIの道具になるでしょう。

科学に比べて全く進化しない人間の意味世界の構築。貨幣・宗教・政治・経済・金融・資本・階級・所得、これら人間が生み出した共同幻想(意味世界)が未だ格差、差別、戦争、暴力を生んでいます。なぜ人間はホモサピエンス誕生以来20万年経ってもこれら、根本的な人間に付帯する不具合を解決できないのでしょうか。


AIがAIが創る意味世界のために働く世界であれば、これらが解決できると思うのですが。(2018/11/08 18:07)

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