• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

[三浦雄一郎]足に重り、70歳でエベレスト登頂

第1回 500mクラスの山でも息切れ、メタボな65歳からの体力増強法

  • 三浦雄一郎=プロスキーヤー

バックナンバー

[1/3ページ]

2017年8月23日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 一流人が実践する健康マネジメント術を紹介する本コラム。今月はプロスキーヤーとして数々の冒険を成功させてきた三浦雄一郎さんに登場していただく。80歳を過ぎた今でもなお、一般人では考えられないような活動に挑戦し、そして成功させている原動力はどこにあるのか。第1回は8000mを超える世界最高峰のエベレストにチャレンジするために実践している、日常のトレーニングや生活習慣について聞いた。

 僕は60歳の時に、それまでのプロスキーヤーとしてのアスリート的な生き方をやめて、一度引退しているんです。会社員の方で言えば「定年」ですね(笑)。北海道でのんびりした生活を始めて、運動といえばゴルフぐらい。それでいて食事の量は体を酷使していた頃と同じ。食べたいものを好きなだけ食べていました。その結果、65歳になった時には肥満と不整脈、高血圧、狭心症、糖尿病寸前…。今の言葉で言えば完全にメタボですよ。もう、病気の百貨店状態でしたね(笑)。

[画像のクリックで拡大表示]

最初は500mクラスの山登りにも息切れ

 体力レベルも平均値より低くて、札幌の家の近くにある標高531mの藻岩山に登るのでさえ途中で息切れするほどでした。500mクラスといえば、小学生や幼稚園生が遠足で登るような山です。最初はそれさえ登り切れずに、途中で引き返してしまったんです。

 しかし、当時90歳を過ぎていた父(敬三さん)は精力的に山を歩き、モンブランをスキーで滑っていました。次男の豪太も、モーグル選手としてオリンピックで活躍していました。自分ではリタイヤしたつもりでしたが、何だか父と息子に取り残された気分になったことは確かです。

 そこで、まずは平均的な65歳の体力を取り戻したいと30分間の普通のウォーキングを始めました。その時は「どん底だから、もう落ちようがない」という気持ちでしたね(笑)。

 そうしたら、少しトレーニングしただけで、「あれ? 効果あるな」と感じたんです。おかげで「もう歳だからダメだ」と、自分に限界線を引いてはいけないという気持ちも湧いてきました。

 確かに年齢を重ねてから始めるのは大変です。苦しい、つらいと感じるレベルが若い頃より低いですから。でも、続けることで、少しずつ体力が向上しました。まずは並以下の体力年齢をトレーニングで、どこまで取り戻せるかというところからのスタートでした。

 それにのんびりした生活も退屈になっていたので、どうせなら何か大きな目標を定めようと、70歳でエベレストに登頂することを目指すことにしました。エベレストは、38歳のときに8000m地点から滑降したのですが、頂上には登っていなかった。だったら、世界で一番高いところに立ってやろうと思ったんです(笑)。

オススメ情報

「私の「カラダ資本論」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

妥当な内容の商品ばかりが並んでも、 お客様は喜んでくれない。

大倉 忠司 鳥貴族社長