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マーベルのライセンスビジネス、倍々ゲームです

グレイス代表取締役社長・塚越克美氏に聞く

2017年2月10日(金)

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 映画やアニメの人気拡大に欠かせないのが、キャラクター商品。スパイダーマンやアイアンマン、キャプテン・アメリカといった人気キャラを抱えるアメリカンコミックの雄、マーベルも、多彩なグッズを展開している。

 グレイス(東京・恵比寿)は、2009年にディズニーがマーベルを買収する以前から、マーベルのキャラクター商品を開発してきた老舗メーカー。昨今のライセンスビジネスの状況や現在のトレンド、商品の開発秘話などを、グレイス代表取締役社長・塚越克美氏に聞いた。

塚越 克美(つかこし・かつみ)氏
1988年横浜市立大学商学部卒。同年イトマン株式会社(現日鉄住金物産株式会社)入社 。94年株式会社グレイス入社。2013年株式会社グレイス代表取締役社長就任

「実はマーベルに関しては、複雑な事情がありまして」

最初に、グレイスがディズニーのライセンス商品を開発・販売するようになった経緯を教えてください。

塚越克美氏(以下、塚越):グレイスは1976年の創業で、昨年40周年を迎えました。会社のスタートは、ディズニーありき。当社の創業者がディズニーキャラクターをあしらったエプロンを製造するライセンス契約を結び、それを契機に会社を立ち上げたんです。その後、しばらくの間、ディズニー関連の商品を専門に扱っていました。

創業当時、日本にはディズニーの正規キャラクター商品がたくさんあったのでしょうか。

塚越:創業者から「ほとんどなかった」と聞いています。東京ディズニーランドが開業する前で、ライセンスビジネスという仕組みが確立されていない時代でしたから。

 無許可の“ニセモノ”が多く出回っていて、その状況を改善するために、ディズニーと「きちんとしたオフィシャル商品を作っていこう」とビジネスを始めたんです。エプロンを皮切りに、子供服やパジャマなど、徐々にアイテムを増やしていきました。

その後、ディズニー以外のキャラクター商品も手がけるようになったのですね?

塚越:そうです。創業から20年以上経った1995年に、スヌーピーなどを抱えるピーナッツとライセンス契約。ただし、ディズニーが主軸であることは、40年前からずっと変わりません。

グレイスがマーベルのキャラクター商品を扱うようになったのは、ディズニーがマーベルを買収した2009年からでしょうか。

塚越:いいえ、実はマーベルに関しては、複雑な事情がいろいろありまして…。

いろいろと言いますと?

塚越:初めてマーベル商品を手がけたのは、2002年の映画「スパイダーマン」公開時のこと。ある会社からライセンス契約をもちかけられ、映画を中心にしたスパイダーマン関連商品の開発を始めました。

 でも、それから、日本での版権をもつライセンサーがコロコロと変わり、いろいろな会社と契約してはやめて、やめては契約してという状況がしばらく続きました。2009年にディズニーがマーベルを買収して、やっと落ち着いたという感じです。

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「マーベルのライセンスビジネス、倍々ゲームです」の著者

川岸 徹

川岸 徹(かわぎし・とおる)

ライター

『日経ビジネス』『日経おとなのOFF』(日経BP社)、『GOETHE』(幻冬舎)など雑誌を中心に、アート、映画、音楽、アメリカンカルチャーに関する記事を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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