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メジャー挑戦の大谷に西海岸は吉、残る不安は?

華麗なプレー好むショービジネスの本場、コメントも二刀流で!?

  • 青島 健太

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2018年1月6日(土)

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 2018年、最も刺激的なアスリートを1人挙げるとすれば、やはりメジャーリーグに挑戦する大谷翔平選手だろう。果たして「投手と野手」という二刀流は、彼の地でも成功するのだろうか。

今年からメジャーに挑戦する大谷翔平選手が入団するロサンゼルス・エンゼルスのある西海岸は、華やかで華麗であることが成功の要素となる地方。大谷の優美なプレースタイルである「二刀流」にも魅力を感じてもらえそうだ。(写真はメジャー挑戦を2017年11月に表明した時のもの=つのだよしお/アフロ)

 彼が選んだロサンゼルス・エンゼルスは西海岸に本境地を置くチームだ。西海岸のチームは、スポーツ種目を問わず華麗で優雅なプレーを持ち味とすることが多い。

 NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)、かつてのサンフランシスコ・49ers(フォーティーナイナーズ)は、最も象徴的なチームと言えるだろう。QB(クオータ―バック)のジョー・モンタナを擁し、スリリングなパスワークで一時代を築いた。その華麗なプレースタイルは、QBがスティーブ・ヤングに代わっても変わることなく「ウェスト・コースト・スタイル」と呼ばれた。

 49ersと同じく80年代から90年代にかけて全米の人気をさらったのは、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のロサンゼルス・レイカーズだ。スカイフック(誰も届かない高い位置からの片手シュート)のアブドゥル・ジャバ―(身長218センチ)やノールック・パス(投げる相手を見ないパス)のマジック・ジョンソンが軽快で華麗なバスケットボールを展開した。黄色と紫のチームカラーも派手なプレースタイルにマッチしていた。

 NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)のロサンゼルス・キングスも、カナダの至宝と言われたウェイン・グレツキーを獲得して、美しいアイスホッケーで観客を魅了した。

 西海岸は東海岸に比べて気候的に温暖なことがプレースタイルに影響を及ぼしているのだろう。東海岸のようにゴリゴリとぶつかり合うタフな戦い方を好まない風土がある。また、ハリウッドが象徴するようにショービジネスの本場であることも大きな要因だろう。西海岸ではすべてにおいてエンターテイメントの要素が求められる。ラスベガスのように大きな街ですら人工的に演出される。

 エンゼルスも2005年まではウォルト・ディズニー社が経営に参画していた。現オーナーのアルトゥーロ・モレノ氏も、メジャーリーグで最もファンサービスに熱心な経営者の一人だ。

 華やかで華麗であることが、西海岸においては大事な魅力であり、成功の要素と言えるだろう。

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