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オープン戦で始動した松坂大輔が貫く自然体

その復活劇に人は何をみているのか?

2018年3月10日(土)

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 直球のサインに首を振って、いきなり変化球から入ろう。そのほうが、今の松坂大輔(37歳)投手の状態を、何よりよく表すことになると思うので…。

2007年から2014年まで米メジャーリーグで活躍し、しばらく故障に苦しんだが、今年から中日ドラゴンズで再起に懸ける松坂大輔投手。(写真=AP/アフロ)

 3月4日、名古屋ドームで行われた中日対楽天のオープン戦に、松坂が先発のマウンドに上がった。新天地・中日での背番号は「99番」。まだまだ見慣れない番号だが、マウンドに向かう足取りはもうすでに自分の庭を歩くように落ち着いたものだった。

 さて、予告通り1球目は、変化球だ!

 この日の始球式は、地元の百貨店「松坂屋名古屋店」の「始球式体験福袋」で当選した小学生が担当した。このことを知った松坂は、関係者に「松坂屋がスポンサーなので僕が投げるんです」とジョークを飛ばし、周囲を笑わせていたという。

 この話を聞いて私は、「ストライク!」と右手をあげてコールしたくなった。

 もちろんジョークの評価には賛否両論あるだろう。ただ、言うまでもなく私が歓喜のコールを叫んだのは、そこではない。松坂が自分の登板を喜び、ジョークを交えてその時を迎えられるようになったことだ。

 肩に不安があったり、肘の状態が心配だったりするなら、「松坂屋がスポンサーなので…」とジョークを飛ばす余裕はないだろう。あるいは、そんな気分ではないはずだ。

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「オープン戦で始動した松坂大輔が貫く自然体」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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