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大坂選手が女子プロテニスで優勝、その奥義は?

力で圧倒するプレーには限界、チャンスを逃さないスタイルに進化

2018年3月31日(土)

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 「ハロー、私は、なおみ…」

 大坂なおみ選手(20歳、日清食品)の初めての優勝とその喜びを何より表していたのは、プロテニスで慣例になっている優勝後の、このスピーチだったかもしれない。

女子プロテニス大会「BNPバリパオープン」で世界ランキング44位から優勝(3月18日)した大坂なおみ選手(20歳、写真=ZUMA Press/amanaimages)

 アメリカ、カリフォルニア州、インディアンウェルズで行われた「BNPバリパオープン」で優勝(3月18日)した大坂は、スピーチのトスを上手く上げられなかった。

 「???何か忘れていることはないかな???」
 「これじゃー過去最悪のスピーチね」

 スポンサーや大会関係者への感謝、対戦相手のダリア・カサキナ選手(ロシア、世界ランキング11位)への労いの言葉もあったが、話はグダグダで愛嬌たっぷりのスピーチとなった。話の内容や順番はしっかり考えていたそうだが、優勝のアナウンスを聞いてすべて吹き飛んでしまったそうだ。

 「名前を呼ばれたら、うろたえてしまった。恥ずかしい」

 でも、それも仕方のないことだろう。この時点で世界ランキング44位だった大坂は、下部大会も含めて今回が女子ツアーで初めての優勝だった。つまり、優勝後のスピーチもこれが初体験だったということだ。

 それにしても今回の快進撃はすごかった。初戦でマリア・シャラポワ選手(ロシア、同42位)をストレートで破ると、そこから7連勝。セットを落としたのは4回戦のマリア・サカリ(ギリシア、同52位)戦だけ。あとはすべてストレートで勝ち上がり、カサキナも「6-3」「6-2」で下した。

 今回の大坂選手の戦いぶりを見ていて感じたのは、「落ち着いたプレースタイル」に見事に変身していることだった。言い方を変えれば、「大人のテニス」、あるいは「負けないテニス」に変貌を遂げていた。

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「大坂選手が女子プロテニスで優勝、その奥義は?」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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