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大リーグ大谷が怪我、「全力投球」を封印せよ

安定感がある本物のプロに脱皮できるか

2018年6月16日(土)

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6月6日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦で緊急降板するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(写真=アフロ)

 「好事魔多し」とは、よく言ったものだ。まさにそうした事態が、米大リーグで活躍を続けているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手に起こった。

 オープン戦こそ不振を極めたが、シーズンが開幕してからは怒涛の快進撃が続いていた。大谷の代名詞「二刀流」は冴えわたり、3~4月の月間新人王を獲得するや緊急降板となった現地6月6日のカンザスシティー・ロイヤルズ戦までに残した成績は、投手として4勝1敗(防御率3.10)、打者としては114打数33安打、6本塁打、20打点、打率2割8分9厘と素晴らしいものだった。今や、投打において欠くことのできない存在として、首脳陣だけでなくチームメイトからも絶大な信頼を集めていた。

 しかし、アクシデントが起こったのは前述6日のロイヤルズ戦だった。5回表の投球練習で大谷の異変に気が付いた捕手のマルドナドが自軍ベンチのマイク・ソーシア監督とトレーナーを呼んだ。マウンド上で大谷を交えての協議が始まったが、ソーシア監督はすぐさま大谷の降板を決断した。マウンドを降りる大谷は、自分のグラブを叩いて悔しさを滲ませたが、事態はより深刻な状況に発展していた。

マメではなく中度のじん帯損傷

 当初、大谷の異変は4月17日のボストン・レッドソックス戦同様に右手中指にできたマメが原因かと思われた。それゆえに投球に安定感を欠いていた?

 ところがこのゲームの降板後に右肘の張りを訴えて、検査の結果「右肘内側側副じん帯の損傷」が判明したのだ。

 チームからの発表によれば、損傷の程度は3段階の真ん中「グレード2」でじん帯の一部損傷または部分断裂の状態だという。7日にはロサンゼルスの病院で「PRP注射」による治療を受けた。「PRP」はニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手も受けた治療法で、血液から自身の血小板を取り出し、これを注射することで自己治癒力を高めて、痛めた組織の修復や再生を促す効果があるとされている。

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「大リーグ大谷が怪我、「全力投球」を封印せよ」の著者

青島 健太

青島 健太(あおしま・けんた)

スポーツライター

5年間のプロ野球生活の後、オーストラリアで日本語教師となる。帰国後、スポーツライター、テレビキャスターとして活躍。現在は、鹿屋体育大学、流通経済大学、日本医療科学大学の客員教授として教鞭をふるう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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