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生徒の1割が「ギャップイヤー」を選ぶ

第35回 開校から3年、初の卒業生を輩出

2017年6月26日(月)

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 2017年6月11日、「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK=International School of Asia, Karuizawa)」から、初めての卒業生が生まれた。

 ISAKは、主体的に行動して社会に変革をもたらす“チェンジメーカー”の育成を目指す日本初の全寮制高校だ。国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを軸とする世界トップレベルの教育プログラムを採用している。第1期生は世界21カ国・地域から52人の生徒が入学し、寮生活で切磋琢磨しながらともに学んだ。

 卒業生の進路はさまざまで、アイビーリーグ(アメリカの名門私立大学8校)や日本の有名大学を選ぶ生徒がいる一方で、約1割の生徒がギャップイヤーを取る。この結果に、代表理事を務める小林りんは、「ISAKらしくて、誇りに思う」と満足げだ。ISAKの生徒は、自らの進路をどのように決めたのだろうか。

(これまでの経緯はこちらを参照)

 まぶしいほどの新緑に包まれた6月の軽井沢。「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK=International School of Asia, Karuizawa)」の校舎を象徴するテラスの大階段に、初めてこの学校を巣立っていく卒業生の晴れやかな笑顔が並んだ。

 記念撮影の掛け声は、「ワン、ツー、スリー、ISAK!」。最前列の中央で、代表理事の小林りんと、校長のロデリック(ロッド)・ジェミソン、発起人であるあすかアセットマネジメント会長の谷家衛は、あふれる喜びをかみしめている。

 谷家には、10年前から、1つの夢がある。「ISAKから巣立って活躍しているたくさんの卒業生と一緒に、在校生と教職員、創立メンバーが並んで笑顔で記念撮影をしたい」。この日は、まさに夢の実現に向けた第一歩となった。

学力だけで進路は決めない

 世界21カ国・地域から集まって3年間を“ひとつ屋根”の下で過ごした52人の生徒は、6月11日の卒業式をもって、それぞれの道を進むことになる。

アカデミックガウンをまとった卒業生と、代表理事の小林と校長のロッド、発起人の谷家、教職員、ファンダーで記念撮影

 進路は多岐に渡る。アメリカやイギリスをはじめ、シンガポールやアブダビなどにある名門大学に進学する者。そのまま残って日本の大学を希望する者。そして、進学前に社会経験を積んだり自分の興味や関心を深堀りしたりするために「ギャップイヤー」を取る者。

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一覧

「生徒の1割が「ギャップイヤー」を選ぶ」の著者

小林 りん

小林 りん(こばやし・りん)

UWC ISAK代表理事

国連児童基金(UNICEF)勤務時にフィリピンに駐在、ストリートチルドレンの非公式教育に携わる。2007年に発起人代表の谷家衛氏と出会い、学校設立をライフワークとすることを決意、09年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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