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社食やコンビニに「持続可能な魚」

消費者へのすそ野が広がる

  • 藤田 香

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2018年6月6日(水)

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パナソニックの社員食堂のメニューにサステナブル・シーフードが登場した。ミニストップはMSC認証のサケのおにぎりを販売。五輪のレガシーとなりそうだ。

 2018年3月22日、パナソニック大阪本社の社員食堂に「サステナブル・シーフード」と書かれたパネルやポスターが掲げられた。社員が興味深そうに眺めながらトレイを持って配膳口に並ぶ。SDGs(持続可能な開発目標)のロゴマークも見られる。この日、パナソニックは日本企業で初めて、社食のメニューにMSC(水産管理協議会)認証の魚を導入した。

パナソニックは3月から社員食堂にMSC認証やASC認証の魚を導入した。

 MSCは海の生態系に配慮して持続可能に漁獲された「サステナブル・シーフード」を証明する認証。パナソニックはこのMSC認証の魚や、環境や人権に配慮して生産された養殖魚を示すASC(養殖水産管理協議会)認証の魚を同日から社食に導入した。2020年には国内事業所のすべての社食に導入する。

 これまでサステナブル・シーフードの提供は、スーパーや一部の外食に限られており、消費者への大きな広がりはなかった。今回、大手電機メーカーのパナソニックが社食に採用した意義は大きい。同社の従業員は国内に10万5000人。社食は100以上ある。「社員が食べることで意識が変わり、スーパーでも認証魚を選ぶようになると、社会への波及効果がある」と同社CSR・社会文化部の福田里香部長は説明する。

2020年までに100カ所以上のすべての社員食堂に広げる

 パナソニックは東京五輪の公式スポンサーだ。2017年3月に発表された五輪の持続可能な水産物の基準にはMSCやASC認証の魚も採用された。「社食を通じてサステナブル・シーフードを普及させることは五輪のレガシーづくりにつながる。SDGsの目標14『海の豊かさを守る』にも貢献できる」と、福田部長は導入の背景をそう語る。

 食堂事業者のエームサービスや流通事業者には、認証魚を分別・管理するCoC認証を取得してもらった。国産のカツオやホタテ、海外産のサバなどを調達する。当面は月に1度、サステナブル・シーフードのメニューを1種類提供していく予定だ。

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