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サンマを1万2000本売る男

高い目標が店の原動力になる

2018年10月10日(水)

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新著『たった3品で繁盛店はできる!』が好評の楽コーポレーション(東京・世田谷)宇野隆史社長。最近、地方で繁盛店を経営するOBと話したときに思わず目を丸くしたという。宇野社長を驚かせたOBが徹底する商売の基本とは。

 先日、仙台で店を大繁盛させているうちの店のOBに電話したときのことだ。

 その子の店は鮮魚の炭火焼きを売りにしているんだけど、一昨年の秋にサンマを3000本売るって目標を決めて、見事売り切った子でさ。その後2店目をオープンしたから、「今年はどうなのかな」とふと気になったんだよね。そうしたら、なんと今度は2店で1万2000本を売り切る予定だって、さらっと言うんだよ。「ふざけんなよ」と思ったよね(笑)。

 店というのはさ、店舗が増えるとどうしても力が分散しがちだ。それなのに、サンマを売る目標は各店最初の倍。「1日70本売ればいいんですよ」なんて、その子はこともなげに言う。いずれも100席もあるような大きな店じゃないのにだよ。電話したときは売り始めてしばらくした頃だったんだけど、毎日ほぼ目標に達していると言う。

楽コーポレーションOBの長尾一寿氏が仙台に出店する串刺しした魚の炭火焼きが看板メニューの「居酒屋ちょーちょ」「夜ノ焼魚 ちょーちょむすび」の2店では、3カ月で1万2000本のサンマを売り切る目標を掲げる(写真はイメージ)

 自分の隣で働いていた先輩が、そんなべらぼうな目標を立てているって知ればさ。うちの店の子たちも頑張る原動力になる。うちでも秋は毎年サンマを売ろうって力を入れているんだけどね。店の様子を見ていると、お客さんが店に入ったその瞬間に「今日は絶対サンマですよ!」なんて具合に薦める声が聞こえない。OBの子との違いはさ、そこだよねって店長ミーティングで話して、オレも気を引き締めたんだ。

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「サンマを1万2000本売る男」の著者

宇野 隆史

宇野 隆史(うの・たかし)

楽コーポレーション社長

78年、楽コーポレーションを設立し、東京・経堂に居酒屋「くいものや汁べゑ」などを開く。88年、株式会社に改組し、社長に就任。現在は、首都圏に約20店を展開する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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