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「義理の両親が毎週末やってくるのが苦痛です」

子育て後の50歳女性が目指す“誰にも支配されない人生”

2018年3月7日(水)

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ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は子供が手離れした50歳女性から。共働きで“ワンオペ”状態からの育児から解放された途端、義両親への対応が苦痛に。上田さんが “第2の人生”を指南します。

悩み:共働きで“ワンオペ”状態で育児をしてきました。子供が手離れし、自分の時間を取り戻したいのですが、毎週末自宅にやってくる義両親への対応が苦痛です。これからの人生を誰にも支配されずに生きたいと思い始めた私に、アドバイスをください。

 勤続25年になる者です。20年前に他社で働く夫と結婚し、夫の出身県にある地方支店へ転勤しました。その後は産休、育休を取得しつつ同じ支店で勤務を続けてきました。育児をしながら25年間働き続けることができた会社には心から感謝しています。

 ご相談したいのは、子育てが一段落した後の自分の生き方についてです。

 育児真っ只中の時はいつも時間に追われ、まさにワンオペ育児でした。身体も壊さず仕事も家事も育児もよく頑張れたものだと我ながら感心します。夫は優しい人なのですが仕事が忙しく、私の実家は他県で遠く頼れませんでした。夫の実家(別居)は県内で自営業をしております。毎週末欠かさず孫の顔を見にやって来ましたが、一番私が頼りたかった平日の放課後や病気の時の子供の面倒はお願い出来ませんでした。(実際お願いしても何度か断られました)。

 今や子供たちは成長し、親の手がかからなくなりました。やっと100パーセントの力を仕事や自分のためにかけられるようになりました。が、ここに来て、毎週やって来る義父母たちが老齢を理由に同居を匂わせるようになり、正直、憂鬱で仕方ありません。しかも、それは当然だという素ぶりです。夫は、呆れるほどの孝行息子です。義父母から同居の提案があれば断ることなどできるはずありません。

 私は20年前に地方支店に転勤が決まった際、随分身勝手な話ですが、実は内心、喜び半分、自分のキャリアはストップしたという寂しさ半分でした。白状すると、本当は同僚の男性社員たちのように、新しい土地や新しい人間関係で新しい仕事にチャレンジする仕事人生を送りたかったのです。最近は、子供たちがいないのに相変わらず毎週末やってきて、私自身の時間にズカズカと割って入る義父母に対し、「なんて自分勝手な人たちなんだろう」と嫌悪感さえ湧いてきます。その一方、義父母が帰った後は「夫の大切な両親なのに、老齢の彼らにこんな嫌悪感を抱くなんて」と今度は自己嫌悪に陥ります。毎週末疲れます。

 私も50歳になり、自分の残りの人生は誰にも支配されず自分の納得するように選択したいと強く思うようになりました。そんな私にアドバイスをお願いいたします。

(50歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):これはまず、「あなたは偉い、よく頑張った」と言いたい。本当によく頑張りました。最近はダブルインカムで子供もいて、という家庭が増えていますが、まさにあなたはそうした時代に夫と共に働き、子育ても頑張ってこられた。本当によくやりました。

 ただ、あなた自身も言うように、100%の力を自分自身のためにかけられるようになった、これからの人生が問題だね。まずは、旦那さんにあなたの思いを正直に伝えるべきでしょう。「私はここまでやってまいりました。やっと子育ても終わって子供に手が掛からなくなりました。仕事にも、自分の好きなことにも集中できるようになりました。もう一度、自分の力を自身に振り向けてみたいと思っています。だけど、ご両親が毎週末やって来て、心身ともに疲れちゃう部分があるんですよ」と。これを、はっきり言いなさい。旦那さんは非常に優しいタイプみたいだから、おそらく、しっかり聞いてくれるでしょう。

コメント7件コメント/レビュー

ワタシだったら義理の両親に「美味しいとこ取り」される前に、「私がワンオペで育児・仕事・家事に奮闘したのだから、今後ご両親の面倒はアナタがワンオペでどうぞ!」って投げると思いますけど、人間の出来が違うんだな~って感心しました。(2018/03/07 18:52)

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「「義理の両親が毎週末やってくるのが苦痛です」」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ワタシだったら義理の両親に「美味しいとこ取り」される前に、「私がワンオペで育児・仕事・家事に奮闘したのだから、今後ご両親の面倒はアナタがワンオペでどうぞ!」って投げると思いますけど、人間の出来が違うんだな~って感心しました。(2018/03/07 18:52)

今から十数年前私の同居していた娘が29歳の時に、意を決して『結婚する気がないなら、30前には家を出なさい!』と宣告した。当時の彼女が妻に生活費を渡していたかどうかは知らなかったが、当時流行の独身貴族の生活をエンジョイしていた事は確かだ。仕事で稼いでいた金の殆どを自分の趣味等の為に使う事が出来たのだから、親以上に『楽な生活』をしていた筈だ。私としては娘が『他人依存』を強くし過ぎて親が亡くなった後に困る事になるのが嫌だったのだ。親子であっても、それぞれが独立した人格で夫々の意思と努力で生きていかなくてはいけない、というのが私の基本的考え方だった。親としても、年老いて体が自由に動かなくなった時等に、子供を頼って身の回りの面倒を見てもらうなんて事は絶対にしないと心に決めている。ぼけてしまうとそういう判断も出来なくなってしまうから、ぼけ始めたら遺言書と口頭で子供達には伝えておこうと思っている。だから、自宅でいつまでも生活するのではなく、一人暮らしに支障が出始めたら躊躇する事無く施設に移り住む積りだ。子供には子供の人生があり、それは親と言えど『侵さざるもの』なのだ。かく言う私自身は、老母が95歳の時に要支援2ではあったが、家事等も辛そうで遠隔地に住む私に『何時帰ってくるのか?』と帰郷を促す様な発言を繰り返していたので、放置も出来ず単身帰郷した。母は、いざ同居を始めて見ると、想像を超えた『我が儘』で40年も離れて暮らした私に対しても威張っていて、何を頼むにも命令口調であった。たまらずに、母に『我々は親子と言っても対等な関係で、どちらが上でもないのだから、ものを頼む時は、「おねがいします」くらいは言うものだ』とこんこんと言い聞かせた。私は介護の為に帰郷した事を、正直言って悔やんだ。母と一緒に暮らしたのは高卒までの18年間であるのに、妻との生活は40年で倍以上の長さである。そんな妻を家に残して単身介護の為に帰郷した事は私自身の人生観に全く反する。『情にほだされる』事が原因で重要な決定をしてしまう事はこの世に多過ぎる。自分は老母を反面教師として決して同じ『過ち』は繰り返すまいと思っている。(2018/03/07 11:21)

義両親が毎週来れば、家事や自分の事が出来ません。
逆に、旦那様だけが実家に帰ってもらってはどうでしょう。その為の近居です。
うちは、そうしています。(2018/03/07 11:01)

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