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“昭和な職場”で孤立した元外資系社員の悩み

「明日は今日より良くなる」昭和の感覚は活力になる

2018年5月9日(水)

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ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は外資系を渡り歩き、現在は“昭和な会社”で孤立してしまっている女性から。上田さんは「昭和の良さはインタレスティングだ」とアドバイス。そのワケは?

悩み:外資系大手3社を経て昭和な会社で働いていますが、上司の転職を機に孤立してしまっています。部下との信頼関係は薄く、このまま居続けるべきか、悩んでいます。私が今、一番すべきことは何でしょうか。

 外資系の、いわゆる大企業といわれる会社を3社渡り歩き、現在の会社に営業事務課長として仕事を始めて3年目になります。現在の会社も外資のグループ傘下になり、はや10年以上経っています。しかし、まったくの昭和な会社で、いまだに日々、驚くことばかりです。

 4年前に引き抜かれて会社のトップになったGM(ゼネラルマネジャー)が、売り上げの不振や離職率が昨年15%にもなったことなど様々な理由から、今年になって更迭されてしまいました。GMが要求するデータを出したり、レポートを作成したりすることがメーンの仕事だった私は、完全に会社から孤立した状態になってしまいました。

 残念ながら部下との信頼関係も薄く、このまま会社に居続ける気力がありません。とはいえ、せっかくご縁があって入った会社をこのまま去るのはもったいない気もいたします。この状況を打破すべく、私が一番にすべきことを教えていただければと思います。

(45歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

大竹剛(日経ビジネス 編集):今回は、昭和な風土が強く残っている会社で浮いてしまっている、元外資系社員の方からの相談です。会社を辞めるべきかどうか、悩んでいます。上田さんは、かなり昭和体質でしょうから、今回の相談者のような悩みを抱えたことはないでしょうね。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):孤立したというのは、かわいがってくれていたGMがクビになったから、その部下として雇われた自分が浮いてしまったということ?

大竹:そうですね。

上田:それは、そういうことは多少あるかもしれないけど、あなた自身の思い込みだな。

大竹:孤立しているというのが、思い込みということでしょうか。

上田:そう。この人は、営業事務課長でしょう。

大竹:そうですね、3年やってきていると。

上田:営業事務課長という職におって、上司のGMが代わろうが何だろうが、やっぱり組織で仕事をしている以上、事務課長という仕事はあるんじゃないのかな。

 GMが代わったから、じゃあ、事務課長が仕事をしなくていいとか、孤立するだとか、そういうことで仕事は回るのかな。だから、本人が思い込み過ぎているんじゃないかと思う。そこをもう一度、自省してみてください。

コメント6件コメント/レビュー

「GMが代わったから、じゃあ、事務課長が仕事をしなくていいとか、孤立するだとか、そういうことで仕事は回るのかな。だから、本人が思い込み過ぎているんじゃないかと思う。」とありますが、これ結構「外資系あるある」なんですよね。外資系では人事権(雇用の裁量権)が人事セクションにはなく各部マネージャーの専権事項になっていることがあります。GMが追い出された場合、この女性のようにGMに引っ張られて入社した人は、(日本の会社なら人事部が異動させて社内で人材調整を行うところですが)仕事が無くなり自主退社または解雇になる例は普通にあります。
それよりも問題は、この女性が肩書こそ課長ですが「GMが要求するデータを出したり、レポートを作成したりすることがメーンの仕事」という単なるアシスタントに過ぎなかったことでしょう。「全くの昭和な会社」と上から目線も結構ですが、マネジメントの経験が無い課長を置いておくほど余裕のある会社なのでしょうか。現在の会社でマネージャーとしてのスキルを必死で磨く気が無ければ、この更迭されたGMの転職先に一緒に雇ってもらうことが最も現実的なように思います。実力のあるGMならばスタッフの予算込みでチーム毎転職するのは外資系では普通にあることですし。(2018/05/09 15:04)

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「“昭和な職場”で孤立した元外資系社員の悩み 」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「GMが代わったから、じゃあ、事務課長が仕事をしなくていいとか、孤立するだとか、そういうことで仕事は回るのかな。だから、本人が思い込み過ぎているんじゃないかと思う。」とありますが、これ結構「外資系あるある」なんですよね。外資系では人事権(雇用の裁量権)が人事セクションにはなく各部マネージャーの専権事項になっていることがあります。GMが追い出された場合、この女性のようにGMに引っ張られて入社した人は、(日本の会社なら人事部が異動させて社内で人材調整を行うところですが)仕事が無くなり自主退社または解雇になる例は普通にあります。
それよりも問題は、この女性が肩書こそ課長ですが「GMが要求するデータを出したり、レポートを作成したりすることがメーンの仕事」という単なるアシスタントに過ぎなかったことでしょう。「全くの昭和な会社」と上から目線も結構ですが、マネジメントの経験が無い課長を置いておくほど余裕のある会社なのでしょうか。現在の会社でマネージャーとしてのスキルを必死で磨く気が無ければ、この更迭されたGMの転職先に一緒に雇ってもらうことが最も現実的なように思います。実力のあるGMならばスタッフの予算込みでチーム毎転職するのは外資系では普通にあることですし。(2018/05/09 15:04)

先ず、相談者の「まったくの昭和な会社」という捉え方が奇異に感じます。

いわゆる「昭和的な会社」としても、社風や社内文化は様々で違いは小さくなく、どの様な「社内常識」が受け入れられない? のか、キチンと整理されているのでしょうか?

まぁ、「昭和的な会社」の中にも創業百年を越える明治の社内文化を引きずっている会社も有りますし、昭和のバブル期に創業した歴史の浅い会社も有りますし、何に悩んでいるのか自己を見つめなおすことが必要でしょう。

更に言えば「部下に信頼されていない」とはどのような事を指しているのでしょうか? 部下から頼りにされない? 或いは 部下が勝手に他部署と仕事を進めて行く?

もっと整理した上で、自分の志向するキャリアパスと突き合わせた方が良いと見受けます。 (2018/05/09 14:33)

私は上田さんに賛同しますね。
転職するにしても、理由がコレではキャリアダウンが目に見えています。
意地でも何らかの実績を上げなければ転職しても先細り。これが実情。

精神的・肉体的に持たないならば緊急避難としての離職も止むをえませんが・・・(2018/05/09 13:46)

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