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相手を否定する「話を聞かない男」の制し方

酒好き話し好きの婿養子とは気楽に付き合え

2018年6月6日(水)

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ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、酒好き、話し好きだが、なんでも「それは違う」と否定する婿養子とのコミュニケーションに悩む73歳男性の悩み。上田流「話を聞かない男」の制し方とは?

悩み:よく話し、よく飲む素晴らしい男性が婿養子に来てくれたのですが、私の話をすぐに否定するため、 付き合いにくく困っています。うまく付き合う方法はないでしょうか。

 私は子供が2人いますが、女性ばかりで次女が後を継ぐことになっています。次女は地元の郵便局に勤めていまして、幸いその職場の局長の紹介で郵便局の職員と結婚して子供が2人できまして、おまけに相手の男性は、田舎の大農家の長男でしたが、相手の両親の了解を得て、我が家の養子に来てくれまして苗字も変えてくれまして、それは思いがけなく幸運に恵まれたと思います。

 その養子は、同じ郵便局に勤めていまして、夫婦共稼ぎをしています。性格は明るくよくしゃべるし、酒もよく飲むし、それはそれでよいのですが、毎晩夕食をともにしたり、家族全員で旅行に出かけたりすると、いろいろ会話をするのですが、こちらからある話題を話すと、ほとんど「それは違う」と、まず否定します。そして自分の持論を話します。

 かなり世間の常識とずれていると思われることも平気で話します。そうなると話が合わないですから、私もそれ以上話をせず、その場から離れます。普通の会話なら最初は、そうですねーと、一応話を聞いてやろうという態度に出ると思いますが、話をして、いきなりそれは違うと言われると、そこから逃げるしかないのです。

 なにかにつけて、そういう話し方をします。ですから毎晩食事の時は、早く食事を済ましてその場から離れるようにしていますが、なんだか味気ない。これは相手の性格だから、治らないのでしょうか。なにか、うちとけて会話が続くようないい方法はないのでしょうか。がまんするしかないのでしょうか。どんな事でも結構ですから、教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

(73歳 男性 自営業)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

大竹剛(日経ビジネス 編集):今回は、上田さんと同年代の男性から。婿養子に入ってくれた男性が、性格は明るく酒もよく飲む半面、話し始めるとまず相手のことを否定しないと気が済まないようで……。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):だいたい酒をよく飲み、よくしゃべるというようなタイプは、人の話を半分も聞かないうちに、「それは違う」と言うのが多いんですよ。もうとにかく、自分が話す時は、アイウエオの「エ」まで言ったら「オ」を話さずにカキクケコの方に話がいってしまう。人の話を聞く時は、相手がアイウエオを話そうとしているのに、「ウ」で遮って自分がカキクケコを話し始めてしまうんだ。「それは違う、カキクケコはね」なんてやっちゃうのよ。

大竹:よくいるタイプだと。

上田:うん。この手の男はよくいるタイプですよ。しかし、一方で退屈しない男でもあるわけです。こっちが気を遣わなくても勝手に向こうでしゃべって、自分で楽しくなっているタイプだから、そういう男だと理解してあげれば、「また始まったか」で済む話だね。

 まず、そういう気持ちを持って聞いて、その合間、合間に、あなたも自分の話題を入れていったらいい。「それは違う」と相手が言おうとしたら、瞬間的に「じゃあ、どうなんですか」と毎回繰り返すんです。ポイントは、相手が「それは違う」と言い終わる前に、瞬時にツッコミを入れること。それをやり続けると、面白いことになるよ。「俺はいつも違う、違うと言っている」ということに、相手は気付くから。

大竹:そうなんですか。

上田:うん。僕はもう何度も、そういう経験があるから分かるんです。よく話してよく飲む人には、こういうタイプが結構多いの。

大竹:酔って気持ちよくなると、ますます持論を展開したくなっちゃう。

上田:そうそう。

大竹:相手の言葉を遮る人って、いますよね。

上田:いるでしょう。そういう人が、「それは違う」と言う時は、どういうタイミングなのか、よく頑張って研究してみてください。そのタイミングが分かったら、今度はあなたが反撃に出るんです。

 「それは違う」と言う前、もしくは言った瞬間に、「あなたは違うと思うかもしれないけれども、考えを教えてください」とこちらから話すんです。そうすると、「いや、お父さん、それはですね」と必ず来るでしょう。それをもう、100回ぐらい繰り返してみてください。それくらいやると、彼はもう、「それは違う」と言わなくなるよ。

コメント3件コメント/レビュー

一瞬私のことを言われているのかと思いました。婿養子ではないですが、嫁の実家近くに家を構えているので。とはいえ、私の場合は、嫁が正論のみをかざすのに反論して、実際にはそんな感じにはならないよと諭す方ですが。ただどちらにしろ、年配者に限らず人の話を遮るのは馬鹿かアホか何とかだと思います。(2018/06/06 16:58)

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「相手を否定する「話を聞かない男」の制し方」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

一瞬私のことを言われているのかと思いました。婿養子ではないですが、嫁の実家近くに家を構えているので。とはいえ、私の場合は、嫁が正論のみをかざすのに反論して、実際にはそんな感じにはならないよと諭す方ですが。ただどちらにしろ、年配者に限らず人の話を遮るのは馬鹿かアホか何とかだと思います。(2018/06/06 16:58)

将棋だと思って楽しめばよいのです。(2018/06/06 15:55)

婿養子をとったのか…
養子をとった時点でかなり無理があると思うよ。(2018/06/06 10:11)

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