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“丸投げヒステリー上司”には何を言っても無駄

お調子者の評価はいずれ尽きる。まず同僚とガス抜きを

2018年9月19日(水)

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ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は独善的な上司の態度に悩む28歳女性から。丸投げしてきて思い通りにいかなければヒステリーを起こす。上田さんは「そんな上司には何を言っても無駄」と、同僚とのガス抜きを勧めます。

悩み:なんでも丸投げしてくる割には、思い通りいかないとすぐにヒステリーを起こす上司に困っています。そのくせ、「困ったことがあったら相談に乗るよ」という発言にも腹が立ちます。どう向き合ったらよいでしょうか。

 こちらの連載をいつも楽しみにしております。上田さんのアドバイスを頂きたく投稿させて頂きました。

 会社の上司なのですが、ワンマン気味で、自分の思い描いた通りに部下が行動しなければヒステリックに説教、その割に仕事は丸投げするタイプで困っています。社内行事の実行委員会、新規事業の企画、飲み会の段取り、作成するパワーポイントの内容、来客応対、電話の伝言メモの書き方、メールの内容、挙げたらキリがありませんが、上司が自分の中で決めたシナリオやルールがあり、少しでも逸脱した行動をとると大騒ぎされます。

 もちろん、上司が行う指導として正しい部分もありますが、細かすぎて疲れ果ててしまいました。上司は結果と方法を指示するだけで、いざ実行するとその過程で発生した問題や課題については全て部下に丸投げです。「そういう問題を解決するのも含めて君に任せたんだよ」というようなことばかり言い、助言はありません。その割にことあるごとに「困ったことがあったら相談して」と言ってくることにも腹が立ちます。何かをやる前の打ち合わせやミーティングが大好きで、「どう思う?」と聞いておきながら上司の中では既に答えは決まっています。

 意見を出さなければやる気が無い扱い、上司と異なる意見を出せば喧嘩腰で嘲笑交じりの論破が待っています。計画の問題点などを指摘しても「大丈夫!」と根拠の無いポジティブ発言。結果、指摘した通りの問題が発生しても本人は知らん顔。結局は自分の計画を部下に肯定させたいのかな、と最近では何も言いたくなくなりました。

 更に、部下への業務分配も独善的で、一度仕事が出来ないと判断した人(嫌ってる人)には簡単な仕事すら振らず、仕事が出来ると認めた人にばかり仕事を振るので、一人一人の抱えている業務量の偏りが激しいです。職位や給与も関係ありません。

 そういうところにも理不尽さを感じ、仕事に対するモチベーションが下がっていることを自覚しました。上司は自分の思い通りになって満足でしょうが、やらされているこっちはたまったものではありません。繁忙期だとなおさら、恨みつらみを言いたくなります。とりとめのない文章になってしまいましたが、こんな上司と仕事していくには、どのような心構えで臨めば良いのでしょうか。

(28歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):この上司は、全く自覚していないんだよ。

大竹剛(日経ビジネス 編集):よくいるタイプですよね。

上田:うん。ごろごろおりますよ。

大竹:きっと読者の皆さんも、リアルに「ああ、あの人はそうだな」と思い浮かぶのではないでしょうか。

上田:こういうたぐいの上司は、部下に対して的確に、適切に指示をし、部下を引き上げて、部下の意見を十分に出させて、部下の相談に乗っていると思っている。きっと、人事評価の際の自己評価にも、そう書いてある。

大竹:むしろ部下思いだと。

上田:うん、ファミリーマートでは「多面観察」という、部下が上司を評価できる、いわゆる360度調査のようなことをやっているんだけど、やっぱり上司の自己評価と部下からの評価はズレている例が多いよね。

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「“丸投げヒステリー上司”には何を言っても無駄」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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