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組織に必ずいる「お局」との付き合い方

今は「手足」でも、提案続ければいつか「味方」に

2018年10月10日(水)

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 ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は「最強のお局」に手足のようにこき使われる26歳女性の悩み。上田さんは「お局が持つ偉い人とのパイプは、いつか役に立つ」と助言。逃げずに向き合うことを提案します。

悩み:役員とも仲が良く、社内での顔も広く根回しも早い「最強のお局」と仕事をしています。最強すぎて、私が何を提案しても「前例がない」と聞き入れてくれません。私の20代、このままでいいのでしょうか。

 こんにちは! いつも痛快なアドバイス、楽しく読ませていただいています。いつも読むばかりでしたが、今回は投稿させていただきます。

 私は今、最強のお局と仕事をしています。どう最強か、というと、もう何十年も同じ業務を続けているため仕事を握っている、朝、平気で遅刻をしてくる、管理職の言うことを聞かない、役員たちと仲がいい、社内での顔も広く根回しが手早い・・・・・・などです。

 管理職や新人が「こうしたい! やろう!」と決めたことも、お局に話を通さずに進めようとすると、いろんな手を使って邪魔をします。そんな具合なので、私は歯が立たず、お局の手足としてしか役割がありません。

 私自身、めげずに「やりたい!」ということを提案してきました。ですが「前例がない」「失敗するかもしれない」「面倒」などという理由で何度も取りやめになりました。おかげで私は、入社してから1度も失敗していませんが、1度も挑戦していません。

 何か企画を考えるのも、すべてお局が決めるため、私は考えることもなく、決まったタスクが降ってくるだけ。やりがいもありませんし、考えていないので成長している実感もありません。私の20代はこれでいいのか、先が思いやられます。

 お局と離れて仕事をして、いっぱい失敗して、自分で物事を考えて進められる人になりたいと、なんども管理職に訴えましたが「気持ちわかるよ」と言われるだけで、状況は変わりません。

 彼女が定年退職するまで10年ほど、今のまま挑戦もせず、ただ手足として働き続けるのかと思うとゾッとします。私はどう立ち回ればいいのか・・・・・・、お局にどう対処したらいいのか・・・・・・アドバイスをください。

(26歳 女性 会社員)

上田 準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):お局の話ですね。

大竹 剛(日経ビジネス 編集):「最強のお局」と書いてあります。

 「どう最強か、というと、もう何十年も同じ業務を続けているため仕事を握っている、朝、平気で遅刻をしてくる、管理職の言うことを聞かない、役員たちと仲がいい、社内での顔も広く根回しが手早い……」

 いわゆる「お局様」のイメージそのままですね。

本連載で反響の大きかった35の相談が1冊の本になりました!

■お知らせ
上田準二さん“リアル相談室”を開催します

上田さんを招いた“リアル相談室”を開催します。仕事から家庭、恋愛、趣味……。多彩な引き出しを持つ上田さんのお悩み相談コーナーをライブで再現。上田さんに悩みを打ち明け、「元気、勇気、夢」をもらいましょう!

<日時>
10月23日(火) 18:30〜20:00

<場所>
紀伊國屋書店大手町ビル店内 紀伊茶屋特設コーナー
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル 1F)

<参加方法>
紀伊國屋大手町ビル店カウンターで、参加整理券(1712円=税込、書籍+お茶代含む)をご購入ください

<ご予約・お問い合わせ>
電話03-3201-5084(紀伊國屋書店大手町ビル店 10:00~20:00)

>>詳細を確認する

コメント6件コメント/レビュー

この人は、まずは提案がどうしたとか言う前に、それまで会社を支えてきてくれた先人達に存在を認めてもらわねばなりません。26歳という年齢で社歴が3年では、まだ小娘扱いであることは当たり前で、それに対して不服を感じているのは、自分が社長の娘であるという驕りがあるからでしょう。

会社の中に、役職上の序列を度外視した強い影響力を持つ人間がいるのは、組織の中で当たり前です。それをイヤと言っていたら何も始まりません。まずは、彼女との信頼関係をもっともっと築く。好意をもってもらう。“お局“なんて言い方をせずに、食事やお茶の場を作り、その人の尊敬するところや自分との共通点を探すなどの努力をして、心理的距離感を縮めなければなりません。

ぶっちゃけた話、どんなによい提案でも、その人から信頼度が低かったり好意を持たれていなければ採用されないのが人間の社会です。もちろんそんなことでいいはずはありませんが、一部の極めて優れた会社を除いて、大多数の会社はそうであるのが実態です。ならばすることは明白。会社組織という場では、実力云々を言う前に、その組織における立ち位置がすべてを決めるのです。(2018/10/11 10:45)

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「組織に必ずいる「お局」との付き合い方」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

この人は、まずは提案がどうしたとか言う前に、それまで会社を支えてきてくれた先人達に存在を認めてもらわねばなりません。26歳という年齢で社歴が3年では、まだ小娘扱いであることは当たり前で、それに対して不服を感じているのは、自分が社長の娘であるという驕りがあるからでしょう。

会社の中に、役職上の序列を度外視した強い影響力を持つ人間がいるのは、組織の中で当たり前です。それをイヤと言っていたら何も始まりません。まずは、彼女との信頼関係をもっともっと築く。好意をもってもらう。“お局“なんて言い方をせずに、食事やお茶の場を作り、その人の尊敬するところや自分との共通点を探すなどの努力をして、心理的距離感を縮めなければなりません。

ぶっちゃけた話、どんなによい提案でも、その人から信頼度が低かったり好意を持たれていなければ採用されないのが人間の社会です。もちろんそんなことでいいはずはありませんが、一部の極めて優れた会社を除いて、大多数の会社はそうであるのが実態です。ならばすることは明白。会社組織という場では、実力云々を言う前に、その組織における立ち位置がすべてを決めるのです。(2018/10/11 10:45)

えらいおじさん側のアドバイスだなと思う。
あと、終身雇用前提だとも思う。
26歳って、30歳になるまでに一人前に仕事ができるようになりたくて焦ってることが多くて、この方はお父さんの会社だから転職はあまり考えていないかもしれないけど、自分の市場価値がゆるゆると下がっているのを見ているしかないってのは、終身雇用前提で生きてきたおじさんが思う以上につらい。
そしてお局様は好き勝手やってるだけで、守ってなんてくれない。
今の若い人には刺さらないアドバイスだと思った。(2018/10/11 09:07)

定年まで10年となると50歳くらいのお局に
26歳がなかなか言えないよね・・・
うちの本社営業にもお局様がいてその部下の女史も
何も言えないようだしね・・・
私は違う部署で一緒に仕事して喧嘩して乗り越えた部分もなるので
今は仲間というか同志です。
同じ部署だとなかなか難しいと思いますが、相談者さん
部署変更の依頼して違う角度から付き合うとうまくいくかもね(2018/10/10 14:48)

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