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コンプラ担当者がコンプラ違反のクレーマーに

「人好き」な彼女には「嫌がらせ」より「恋」が似合う

2017年11月1日(水)

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ユニー・ファミリーマートHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は、コンプライアンスなどを担当する40歳の女性から。会社では目を光らせる立場ながら、私生活ではクレーマーになる誘惑に駆られています。そんな相談者に上田さんは、「人好きなあなたは恋をすべき」と助言します。「クレーマー」と「恋」の関係とは?

悩み: 会社でコンプライアンス(法令遵守)を推進する立場でありながら、私生活ではクレーマーとして、某有名ブロガーに嫌がらせをしたいという誘惑に駆られています。この気持を、どうにも抑えられません。

 初めまして。上田さんの相談に巡り合い、元気をもらいました。ありがとうございます。さて、私は中小企業の法務部で管理職をしています。業務の一つとして、コンプライアンスを推進する仕事もあります。しかし、当の本人が、コンプライアンス違反の誘惑に駆られています。

 それは、嫌がらせの誘惑です。先日、とある有名ブロガーさんに対して、自分の意見をコメントしました。しかし、批判的とみられたのか、コメントが削除されてしまいました。何度か、コメントしても、同じでした。拒絶されたことで、相手を攻撃したい気持ちが芽生えました。

 ブログやメールでは、相手に響かないかもしれない、と批判や陳情といった手紙を何枚もしたためました。今のところ、精いっぱいの自制心をもって、その手紙は投函しておりません。でも、このままですと、怒りが収まりません。

 そのブロガーさんと私は、実生活での接点はありませんので、私が見切りをつけることが解決策なのはわかっていますが、どうにも気持ちがまとまりません。どうしたらよいでしょうか。よろしくお願いいたします。

(40歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

大竹剛(日経ビジネス 編集):今回は、なかなか衝撃的な相談です。コンプライアンス担当者が、コンプラ違反の誘惑にかられているという告白です。社内でコンプラ違反に目を光らせているんだけれども、実はこの相談者自身が、有名ブロガーに対して嫌がらせをしたいと。有名ブロガーに自分の意見をコメントしたそうですが、削除されて怒ったんでしょう。はらわたが煮えくり返るぐらい怒っているのかもしれません。この気持ちどうしたらいいでしょうかという相談ですが、上田さん、何かいいアドバイスはありますでしょうか。

上田準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):この方、女性ですか。

大竹:はい、40歳の女性です。

上田:ずいぶんと、ねちっこい方だね。

大竹:ここまで恨みを抱くというのは、なかなか怖いですね、相談内容には書いてありませんでしたが、日々、社内でコンプラ違反に目を光らせていて、ちょっとストレスがたまってしまっているのかもしれません。

上田:どうだろうな。僕はむしろ、彼女はいろいろな人に興味がある方だと思うんだ。

大竹:人に興味がある、ですか?

上田:そう。この方は、表面的にはこのブロガーに怒っているんだけど、実は、このブロガーのことが好きなんですよ、彼女は。そういうブログなんか見ていて、そのブロガーにまずぐっと入り込む、人を好きになりやすいタイプなんだ。ということは、そのブロガーを好きになっていたんだよ。

大竹:なるほど。

コメント1件コメント/レビュー

相談者怖すぎる・・・
ブロガーの方も相談者のコメントを読んで腹立たしと思ったのかもしれません。
理解されていないと思ったか、炎上を避けるためコメントを削除したのかもしれません

自分の意見を押し通すのは難しいものです。
人を変えようとするわけだから当たり前ですが、相談者は自分が必ず正しいと
思っているのではないですか?

受け入れてくれないから攻撃したいなんて幼稚なことはやめてほしい
この人が恋人や奥さんだったとしたら・・・なんて考えたら怖すぎる(2017/11/01 09:59)

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「コンプラ担当者がコンプラ違反のクレーマーに」の著者

上田 準二

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

相談者怖すぎる・・・
ブロガーの方も相談者のコメントを読んで腹立たしと思ったのかもしれません。
理解されていないと思ったか、炎上を避けるためコメントを削除したのかもしれません

自分の意見を押し通すのは難しいものです。
人を変えようとするわけだから当たり前ですが、相談者は自分が必ず正しいと
思っているのではないですか?

受け入れてくれないから攻撃したいなんて幼稚なことはやめてほしい
この人が恋人や奥さんだったとしたら・・・なんて考えたら怖すぎる(2017/11/01 09:59)

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