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解決力を鍛える!「自分しつもん」5つのコツ

質問力で勝つ(3)

2017年5月8日(月)

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 人は1日に約2万回以上、自身に質問を投げかけていると言われている。だからこそ、質問の「質」や「投げかけ方」を改善すると、思考がより深まり、質問から導き出される「答え」も飛躍的にレベルアップし、革新的なアイデアの発想や難しい課題の解決につながる。こうした「質問の力」をビジネスに応用する専門家がいる。「しつもんコンサルタント」の河田真誠氏だ。近著『革新的な会社の質問力』の中で河田氏は、人は問題や課題に直面すると、「答え」を他社の成功事例など外部から探そうとするが、本当に必要な答えは悩んでいる企業や経営者自身の内側にあり、質問を使えば本当に必要な答えを自力で引き出せるようになると説く。河田氏に、ビジネスで結果を出すための質問力の身につけ方と、実践的活用法をレクチャーしてもらった。

(柳本 操 = フリーライター)

河田真誠(かわだ・しんせい)
しつもん経営研究所(有)代表取締役。1976年生まれ。広島でデザイン会社の経営や、口コミだけで1000人規模のイベントを毎月主催した経験をもとに、独自の集客プログラムを開発し、企業へのコンサルティングを始める。教えるのではなく「しつもん」をするスタイル、わかりやすい切り口、そして実際に結果が出るコンサルが評判を呼び、全国にクライアントを持つ。集客、問題解決、マネジメント、営業など、企業コンサルティングでの「しつもん」のノウハウをまとめて、「しつもん経営」としてプログラム化し、多くの企業にコンサルティングや研修として提供している。最近では、企業でしつもんする「しつもんコンサルタント」の育成や、起業家支援、ビジネスモデルのプロデュースにも力を入れている。

課題解決力を高める「自分しつもん」

 前回は、しつもんをする側が身につけておくべき「しつもんマインド」についてお伝えしました(相手のためになる良質な質問を、ほかの質問と区別するため、ひらがなで「しつもん」と表記しています)。今回は、しつもん上達の早道である「自分しつもん」を取り上げます。

 質問は、そもそも投げかける相手がいないと始まらないと思い込んでいる方も多いのですが、実は、しつもんは自分自身にも投げかけ、答えを引き出すことができます。むしろ僕は、この「自分しつもん」が最も大事で、最も効果があると考えています。なぜなら「自分しつもん」をすれば、思考を深め、創造力、課題解決力を高めることができるからです。

 しかも、なにせしつもんを投げかける相手が自分なので、誰にも気兼ねなく、いつでもどこでも、無限に(もちろんタダで)練習できるので、お得です。隠れて特訓したい人にも最適です

「悩み」を乗り越えられる「課題」に変える

 物理学者のアインシュタインは、「もし自分が死にそうになって、助かる方法を考えるために1時間を与えられるとしたら、最初の55分は適切な質問を探すために費やすだろう」という言葉を残しています。

 困難に直面したとき、「困った」と悩むだけでは何も解決しません。そこに的確なしつもんがあるからこそ、問題をとらえ、解決できない「悩み」から、乗り越えられる「課題」に変えていくことができるのです。

 自分しつもんをするときには、あなた自身が日頃、自分の考えを狭めている「予算がない、権限がない、経験がない、時間がない、上司が認めない、前例がない」といった「思考のクセ」や「制約」をいったん取り払い、自由にアイデアを出す"拡散思考"を行うこと、さらにその上で、制約を勘案しながら実行案を絞り込む"収束思考"を行っていきます。初めての人でも、うまく自分しつもんを進めるために、次の「5つのコツ」に目を通してください。

「自分しつもん」の5つのコツ
 (コツ1)「べき思考」をしない
 (コツ2)「できない」を考えない
 (コツ3)自分を否定しない
 (コツ4)見えていないところにこそ目を向ける
 (コツ5)あきらめない。でも、やり方は変える

 これらを念頭に置きながら、いよいよ「自分しつもん」を実践してみましょう。

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「解決力を鍛える!「自分しつもん」5つのコツ」の著者

柳本 操

柳本 操(やなもと・みさお)

ライター

1968年、徳島県生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒業。広告制作プロダクション、編集プロダクションを経て1993年に独立。心と体、食、医療、農業、人物、家族のルポルタージュを主なテーマとして、雑誌や書籍、ウェブコンテンツの編集・取材・執筆を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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