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東京でも油断大敵、隠れ冷え性に効く対策法は?

慢性疲労、腰痛、肩こり、感染症、発がんの原因に

  • 荒川直樹=科学ライター

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2017年1月25日(水)

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まだまだ男盛りの中高年に容赦なく襲いかかる体の悩み。医者に相談する勇気も出ずに、1人でもんもんと悩む人も多いことだろう。そんな人に言えない男のお悩みの数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解き明かす。楽しく学んで、若かりし日の輝いていた自分を取り戻そう。

飲料メーカー勤務の39歳。空手で鍛えた肉体と根性がセールスポイントの営業マンだ。真冬にワイシャツ姿で商品を配送し、「燃えるセールスマン」なんてニックネームをつけてもらったこともある。そのオレが内勤になってからどうも調子が悪い。手先、足先が冷えて、背中から首がものすごくこるようになった。夜もなかなか眠れず、疲れがとれない気がする。こんな症状は、確か女性が悩む冷え性そのもの。誰にも相談できないので、秘かに冷えを解消したい…。今も宴会があると「いよっ、燃える男!」と声をかけてくれるけど、実はももひきをこっそりと履いているんだ…。
(イラスト:川崎タカオ)
[画像のクリックで拡大表示]

 冷え性というと女性のお悩みというイメージがあるが、実は男性にも少なくない。東京女子医科大学で西洋医学と東洋医学の良いところを取り入れた統合医学を研究・実践してきた、青山・まだらめクリニックの班目健夫院長が、6000人を対象に行った調査では、強い冷えで悩む人の10人に1人は男性だったという。

 冷えに悩むのは、寒い地域の人ばかりではない。班目院長は「東京など大都市圏の冬は中途半端に暖かいため、寒さへの対策が不十分で、冷えで悩む人も多い」と話す。例えば、通勤電車で汗をかくのが嫌で、薄手のコートなどで出勤すると、電車を降りた後で体が冷え込んでしまったりする。また帽子や手袋を着用せず、ちょっと外出するたびに冷えが積み重なってしまう人も少なくない。

冷えが免疫力を低下、がんの原因にも

 こうした冷えは、自覚するしないにかかわらず、さまざまな病気の引きがねになったり、症状を悪化させたりすることにつながる。このように、冷えが不調をもたらす原因の一つは自律神経にあると考えられている。

 班目院長は「自律神経のうち副交感神経が優位になると、内臓の働きが活発化する。しかし、冷えはこの副交感神経の働きを抑えこんでしまう」と話す。逆に、冷えで活発化する交感神経は、多くの内臓機能を低下させたり、筋肉をこわばらせたりする働きがあるので、全身にさまざまな影響が出るというわけだ。また、副交感神経は体内の免疫機能を担っているリンパ球の働きとも密接な関係にある。冷えによる副交感神経の低下は免疫力の低下をもたらし、感染症にかかりやすくなったり、さらにはがんを発症しやすくなるという。

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