ソリューション速報

分析ツール活用の大規模調査を実施、研究・開発はRとExcel、専門部署はTableau

2015.08.05市嶋 洋平

ビッグデータ活用に乗り出している企業はどのような分析ツールを使っているのか──。日経ビッグデータは6月、本誌およびメールマガジン読者を中心にアンケートを実施して、453人から回答を得た。

 回答者の業種で最も多かったのは製造業で29.8%、次いで情報・通信の23.4%だった。3位はサービスとコンサルティングが8.6%だった。部署としては販売・マーケティング・営業は3割超を占め、研究・開発が17.9%でそれに続く。

データ専門部署は平均4ツール

 本調査では、導入ツールなどを尋ね、回答者の所属部署などの切り口で分析した。そこから分析ツールの特性を浮き彫りにすることを狙った。

 まず導入している分析ツールを尋ねた(複数回答)。回答数から、全体では平均2.5個のツールを導入しており、データ活用の専門部署は約4個と最も多いことが分かった。

 続いて特に活用している分析ツールを1つ挙げてもらった。「Microsoft Excel」との回答が全体の約25%で最多だった。それに無償の「R」が約17%で続く。有償の本格的な分析ツールではIBMの「SPSSシリーズ」の利用が多い。

 部署別に見ると、Excelが最も多かったのが情報システムと経営・経営企画の3割超、販売・マーケティング・営業の約15%。一方、研究・開発はExcelとRが25%超で最多、データ活用の専門部署は25%がRを利用している(図)。

 ツール別に見ると可視化に強みのある「Tableau」はデータ活用の専門部署や販売・マーケティング・営業、情報システムが多く利用している。グループで分析プロジェクトを行う機能が充実するIBMの「SPSS Modeler」はデータ活用の専門部署が多く採用している。

 このほかツールの評価点や不満点、導入期間や検討体制、ツール導入に関連する年間予算など全回答は、「ビッグデータ・IoT総覧2015-2016」に掲載した。

主な部門が特に活用している分析ツール
主な部門が特に活用している分析ツール
※回答数30以上

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