もっと美味しく! ハイボール

ハイボールは家飲みに最適? 体にやさしいオススメの飲み方

文:栗田 洋子 / 写真:菊池 くらげ / 協力:管理栄養士・杉原 香預子、おつまみ研究家・品川 由美 05.13.2019

今日も一日頑張った自分へのご褒美の「家飲み」。まったりできていいですよね。でも、家で飲むから何でもいいのではなく、せっかくなら美味しく飲みたいもの。そして、体にもやさしく飲めたら、最高です。最近増えている家飲み好きの皆さんに、健康を気遣いつつ、美味しく楽しめるハイボールの飲み方を紹介します。

お酒は、何を飲むか。体形や健康が気になり始める周囲の友人たちに聞くと、男女ともに「最近はハイボールかな?」との声がわりと多く、ハイボール人気を実感。さらに、管理栄養士の友人からも「ハイボールは、ダイエットが気になるというクライアントにもすすめている」という貴重な情報が。

★糖分ゼロ、カロリー少な目のお酒を選んでみる

その友人曰く、ウイスキーを炭酸水で割るハイボールは、実は糖質ゼロ。ほんのり感じる甘味は、原料となる穀物や、熟成する際の樽から醸し出されるものだといい、糖分ではないらしい。ウイスキーに限らず、焼酎、ウオッカ、ジン、テキーラなど蒸留酒は総じて、糖質はゼロなのだそう。

しかもウイスキー1:炭酸水4くらいで割れば、1杯50キロカロリー程度という計算に。焼酎の水割りやお湯割りも糖質ゼロだけれど、「とりあえず1杯」という感じでカジュアルに飲むには、シュワシュワとのどごしもいいハイボールがぴったりではないでしょうか。


というわけで、まずは基本のハイボールの作り方から。

(1)グラスにたっぷり氷を入れる
(2)ウイスキーを注ぐ
(3)冷やしておいた炭酸水を丁寧に注ぐ。ウイスキー1:炭酸水3~4がおすすめ
(4)マドラーで軽く混ぜる。1回まわす程度でOK
(5)お好みでレモンを搾る

美味しく作るコツは、炭酸水の泡をできるだけ壊さないよう、氷に当てずに丁寧に注ぎ、混ぜ過ぎないことだとか。

これは簡単。しかも、居酒屋などで一般的に使われている「ブラックニッカ クリア」700mlが、スーパーで1本700円も出さずに買えるなんて、お財布にもやさしいのがうれしいですね。体調や気分に合わせて、自分好みに配分を変えられ、ウイスキーや炭酸水にもこだわれば、いろいろと変化をつけて楽しめそう。そんなところも、ハイボールが人気の理由かもしれません。

★体にやさしい飲み方とは?

美味しくて飲みやすいからと飲み過ぎるのは、もちろん厳禁。お酒を飲み過ぎると脂肪肝になると言われるのは、肝臓がアルコールの処理を優先するため、脂肪の代謝が後回しになり、結果的に代謝されない脂肪が肝臓に蓄積されるため。なので、おつまみは脂肪の多いものを選ぶと「脂肪が蓄積されやすい=太りやすい」のです。

できるだけ体にやさしい飲み方のポイントは──。

◎おつまみは、低脂肪、高タンパクで、ビタミン、ミネラルを多く含むものを選ぶ。

肝臓がアルコールを分解する時に、タンパク質、ビタミン、ミネラルも消費されるので、意識してこれらを摂取することで、肝臓の働きを助けることになります。


◎こまめな水分補給を。

水分補給? あんなに飲んだのに? と疑問を感じますが、実はアルコールが尿の量を調節するホルモンの分泌を妨げ、必要以上の尿を作ってしまうそう。なんと飲んだ以上の水分を排出してしまうこともあるといい、飲むとトイレが近くなるのは、そのためだったのですね。だから、飲んでいるにも関わらず、体は脱水状態になってしまうため、こまめな水分補給が大切というわけです。

飲んだ後には二日酔い予防のために、100%のオレンジジュースを飲むのもおすすめ。果糖とビタミンCの効果でアルコールの分解を早めてくれると言われています。