インスタ繁盛レシピ

インスタ写真をおいしく! フードを撮るときの合言葉は「ひよこ」

第1回 スマホ1つでも叶えられる!

文/写真:中村 朝紗子 06.26.2018

周りから「これすごい」と言われるような“おいしい写真”を撮りたくありませんか? フォトジェニックをキーワードに活躍している中村朝紗子さんをお迎えして「インスタ映え」を追求する本コラム、今回はお手持ちのスマホですぐに撮影できる、「スマホ1つで叶えられる! おいしいインスタ写真の撮り方」をご紹介します。その合言葉は「ひよこ」。

みなさんこんにちは、中村朝紗子です。フォトジェニックをテーマにした企画プロデュース会社Morning Laboの代表をしています。私は21歳のときに「撮影女子会」という体験型女子会のサービスで起業しました。当時は学生でお金もなかったため、広告費用はゼロ。それでもリリースから1年後、「王様のブランチ」をはじめとする数々のメディアにとりあげられる話題のサービスとなったのは、間違いなくSNS、特にインスタグラムの活用に注力してきたからです。

新連載ではこの経験をもとに、インスタグラムを活用したファンづくりのコツ、投稿で工夫すると良いポイントなど、お店の商売繁盛につながるインスタ活用術をお届けしていきます。もちろん商売をやっていない人にとっても、インスタグラムで共感者を増やすヒントが、きっと見つかると思います!

さて、みなさんは普段、お料理の写真をどれくらい撮りますか? 私は出かけた先で、よく料理写真を撮りますが、毎日カメラを持ち歩くわけではないので、スマホカメラで撮影することもしばしば。そこで今回は、「スマホ1つで叶えられる! おいしいインスタ写真の撮り方」をご紹介したいと思います。

フードを撮るときの「ひよこ」とは?

え? ひよこ??

さっそくですが、フードを撮るときの合言葉は「ひよこ」と覚えておきましょう。

ひ…光は逆光で。
よ…寄る。
こ…子どもの目線で。

窓際に向いて撮影すれば自然な逆光に

まずは「光」。証明写真を撮るときを思い出してほしいのですが、正面からの光(順光)で撮った写真は、肌の凹凸をなめらかに写してくれますよね。しかし、料理を順光で撮ってしまうと、表面の繊細さが均一化され、のっぺりと見えてしまいます。だから、あえて逆光で撮るのがポイント。光の反射が、テリ感やシズル感を際立たせ、おいしそうに写すことができます。

マカロンで画角いっぱいになるくらい、思いっきり寄る

2つめは「寄る」こと。普段のクセで、胸もとにスマホを構えてしまう人が多いのではないでしょうか? 実はこれ、とてももったいないことなのです。胸もとからの画角では、紙ナプキンやおしぼり、余計なものが写りこむ可能性が高いです。また、胸もとのアングルで撮れるのは、いつも見慣れた角度からの絵でしかなく、面白みがありません。被写体を決めたら、画角からお皿がはみ出るくらい、大胆に寄ってみましょう。何を写したいのかがシンプルに伝わり、その分インパクトある1枚に近づきます!

子どもの目線を意識すれば、パンケーキやクリームの大きさが強調される

3つめは「子どもの目線」。イメージは「今日の夕飯なんだろう?」と背伸びをしてテーブルを覗き込む子ども。そんな子どもの目線を想像してください。カメラをお腹あたりまで下げ、テーブルに対して垂直になるようにカメラを構えます。こうすることで、料理の高さが強調され、立体感が伝わる1枚に仕上がります。さらに、奥にカフェの内観や食事を一緒にする人の手元が写ってくるアングルなので、食事中の雰囲気も、一緒に残すことができますよ。

撮影のコツをつかむメリットは、ほかにもあると思います。たとえば、食事中に写真を撮りたいけれど、お店の人や一緒に食べている人に遠慮してしまうとき。私もよくあります。そんなときもこの「ひよこ」の合言葉を知っていれば、スムーズに撮影を済ませ、続く食事の時間をゆっくり満喫することができるかもしれません。

「ひよこ」のテクニック、ぜひ今日から使ってみてください! 次回は「撮らずにはいられない! インスタ術で成功しているカフェ・飲食店のモデルケース」をお届けします。どうぞお楽しみに!

中村朝紗子(なかむら・あさこ)
フォトジェニック・プロデューサー 1992年生まれ、大阪府出身。学生時代にドレスアップ〜ヘアメイクを通じて1日ヒロイン気分が味わえる「撮影女子会」を立ち上げ、起業。その経験をもとに、絵になる体験からPR・口コミを広げる「フォトジェニックマーケティング」を提唱。「撮っておき体験」を軸に、フォトブース制作、行政とのジェニック旅の企画、絵になるイベントのプロデュース、企業インスタグラムのディレクションなどを手がける。趣味は旅とオムライス、特技は少林寺拳法。
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