聞き手/酒井 綱一郎(日経BP社取締役副社長)

2012年に設立され、スペインと日本に本拠を置く企業グループ、ユニバージー。太陽光発電の開発・建設・運営を主軸に、再生エネルギーの分野で急成長を遂げている。

――まずはユニバージーのミッションや特徴を教えてください。

鍵川 健太氏(以下、敬称略) 日本で16年間住宅向けの太陽光発電装置の取り付け工事、販売をやってきた企業と、スペインで20年間太陽光発電所に取り組んできた企業との共同出資で生まれた企業です。2012年5月に設立され、太陽光発電所、風力発電所、小水力発電所などの再生エネルギー開発事業に取り組んでいます。

 再生可能エネルギーの持続性に関わるビジネスではグローバルな視点が欠かせない要素になると考えています。その中で太陽光エネルギーが次世代のエネルギー源として認識され、将来的に全世界の日常的な基礎エネルギーとして成長、発展すると確信しています。それをミッションにして事業を進めています。

――特に強みといえる点はどこになりますか。

イグナシオ・ブランコ 氏(以下、敬称略) スペイン企業として行動力に富む点と日本企業として高品質の製品提供やブランド力を併せ持っていることです。多くの日本企業は海外展開についてはとても慎重で、進出に時間がかかります。ところがスペイン企業は色々な国に行って、まずはやってみようとスピード重視。一方、日本企業は様々な面で高い信頼性を持った技術や製品を持っています。両者がコラボレーションすることで、大きく成長できると考えています。

左:イグナシオ・J・ブランコ・クエスタ
ユニバージー 代表取締役 兼 最高経営責任者
1971年、スペイン・パレンシア市生まれ。弁護士。再生エネルギー関連事業での企業家として20年の経験を持つ
右:鍵川健太(かぎかわ・けんた)
ユニバージー 代表取締役
1983年広島生まれ。2002年より太陽光発電事業を開始し全国で展開。2012年よりブランコ氏とユニバージーを設立
写真/木村 輝