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秋のお弁当の彩り、バジルソース

(2015/10/06)

バジルの香りの洋風弁当

エビとパプリカのバジルソース炒め(作り方はページ下)
オムライス

 すっかり秋の気配になってきました。育てている夏野菜も片づけの時期。わたしの毎年の楽しみがバジルソースつくりです。イタリア料理ではジェノベーゼソースと呼ばれるソース。いまではすっかりみなさんおなじみの味なのではないでしょうか。

 わたしが中高生の頃には「バジリコスパゲティ」というとペペロンチーノに乾燥バジルを和えたようなスパゲティでしたが、いまではむしろ、そのスパゲティは見かけることがなくなってしまったほど、生バジルは普通に出回るハーブになりました。

 ベランダなどでも栽培しやすく、おうちで育てている方も多いのでは? わが家でも毎年、苗を買ったり、前の年のこぼれ種から発芽する株を植え広げ、5~6株、多いときには10株以上を育てています。初夏に剪定をしていちどソースにして夏を過ごし、そろそろ葉っぱの緑色に勢いがなくなってくるこの季節にすべて採り一年分のソースにするのです。

♪味付けはシンプル

 バジルソースにもいろいろなレシピがありますが、料理への応用がしやすく保存したときに味が変わりづらい、という理由で、バジル+塩+にんにく+オリーブオイルというシンプルな組み合わせが好きです。

 松の実やパルミジャーノチーズが入っているものが一般的ですが、パスタのほか、肉料理や魚料理の味つけにも使いたいし、ナッツは油焼けするのが早いのでナッツ入りのソースは保存がわが家では難しいし……でシンプルなソースにして保存する、という方法にいきつきました。材料をすべて入れてフードプロセッサーで撹拌するだけ。保存ビンに詰め替え、表面にたっぷりのオリーブオイルを注いで冷蔵庫や冷凍庫で保存します。

 今日のおかずは、このバジルソースを使った洋風の炒めもの。エビとパプリカのバジルソースです。市販のバジルソースを代用して、もちろんOK! 輸入食材屋さんはもちろん、生協の宅配に至るまで、いまはあちこちでバジルソースが買えます。もし生バジルがある場合には、それを刻んで一緒に炒めるのでもよいでしょう。エビのほか、鶏肉もバジルととても相性がよいので同様に作れます。

 エビ+バジルソースはバーベキュー(BBQ)にもオススメ。屋外でBBQを楽しみたいときには、下処理したエビに(殻を向いてワタをとり、片栗粉+塩でもみ洗いをします)白ワイン少々をもみこみ、バジルソースをまぶして持って行くと肉の間のいいアクセントになりますよ。白ワインにもよく合います。

エビとパプリカのバジルソース炒め

材料

エビ 6~8尾
 塩、白ワイン 少々
パプリカ 赤・黄 各1/2個
バジルソース 適量
油 少々

作り方
  1. 殻を向いてワタをとり、片栗粉と塩(それぞれ分量外)でもみ洗いをします。白ワイン、塩少々をもみこみ下味をつけておく。
  2. パプリカは食べやすい大きさに切る。
  3. フライパンに油を熱し、パプリカをさっと炒める。エビも加えて炒め、バジルソースで味をつける。

バジルソース

材料(作りやすい量)

生バジル 80g
にんにく 1かけ
塩 小さじ1/3
エクストラバージンオリーブオイル 1/3カップくらい

作り方
  1. バジルはあらくちぎってフードプロセッサーに入れる。
  2. 残りの材料をすべて入れ、バジルが細かくなるまで混ぜたら保存ビンに入れ、上にオリーブオイルを1cm弱ほど入れて(フタの代わりになり酸化防止になる)保存する。
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*短期(1~2ヶ月くらい)で使う量は冷蔵庫に、そのほかは小分けにして冷凍庫保存するとよい。

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********田内しょうこ(たうち・しょうこ)プロフィール

料理研究家/ライター。出版社勤務の編集者生活を経てフリーランスに。編集者時代の子育てから生まれた『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)はロングセラー。市販品に頼らず添加物を極力取り込まない、子育て健康ごはんを提案しています。一女一男のママ。

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