クローズアップ

【日本人が知らない? ジャパンデザイン】: 2016年9月号

フランスのエスプリを加えた“和モダン” コレクション

JAPONESQUE/ル・クルーゼ ジャポン

2016年9月21日(水)

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2016年秋冬コレクション「JAPONESQUE 」第2弾のMOMIJI シリーズ。日本の紅葉をまとったココット、ドンブリ、チョップスティックレスト、ケトル、アイスクーラースリーブをラインアップ

 フランスの調理器具・食器メーカーの日本法人ル・クルーゼ ジャポンは9月21日、日本の紅葉をあしらった「MOMIJI(モミジ)」シリーズを11月30日までの期間限定で発売する。これは2016年秋冬コレクション「JAPONESQUE(ジャポネスク)」の第2弾。第1弾は8月24日から2017年2月14日までの半年間限定で、「チャワン」や「サカナプレート」「ヤクミプレート」など、日本の伝統的な食器シリーズを販売する。

 2016年春には桜をイメージした春夏コレクション「フラワーコレクション」をやはり期間限定で発売しており、日本の伝統的な柄や色彩、デザインのコレクションの発表が続いている。同社は毎年2回、大きなコレクションを発表してきているが、2016年が同社の創立25 周年に当たるため、これを記念して日本をイメージしたコレクションを展開した。いずれもデザインは日本法人のデザイナーが担当し、本国フランスで製造している。

 MOMIJIシリーズはココット、ドンブリ、チョップスティックレスト(箸置き)、ケトル、アイスクーラースリーブ(ワイン保冷用スリーブ)の5商品。しかし、どれを見ても純然たる和の柄、色使い、デザインではないように思える。鍋など調理器具のデザインを担当する岡本大輔商品開発マネージャーは、その点について次のように語る。

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写真下左から:チャワン ローズクオーツ。サカナプレート シャイニーブラック。ヤクミプレート ホワイト

 「日本の伝統的なモチーフを100%そのまま取り込んだだけでは、ル・クルーゼらしさがなくなってしまう。そこにフランスのエスプリ、遊び心、さらにル・クルーゼならではの肌触りを加えて初めて当社のコレクションになる」。

 例えば紅葉の絵柄は古風なデザインにはせず、現代的な切り絵風に仕上げた。色使いも赤だけでなく、白や金色をあしらった。これによって、いかにもル・クルーゼらしい味付けが感じられ、しかもこれまで日本にありそうでなかった、新しい“和モダン” なデザインに仕上がっている。

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